円山応挙”幻の虎”発見 大谷記念美術館

円山応挙”幻の虎”85年ぶり発見 西宮市大谷記念美術館
 兵庫県の西宮大谷記念美術館は4月5日、江戸中期を代表する画家、円山応挙の大作「水呑虎図」が85年ぶりに見つかったと明らかにした。6日から同館で始まった「とら・虎・トラ」展に出品されている。この作品は応挙が脂の乗っていた40代、1782年に描かれたもの。縦96.5㌢、横141㌢。1928年に大阪美術倶楽部で売りに出た後、所在不明だった。