カメは進化の過程ではトカゲより鳥類、ワニに近い

カメは進化の過程ではトカゲより鳥類、ワニに近い
 理化学研究所などの国際件研究チームは、カメのゲノム(全遺伝情報)解読、解析の結果、トカゲやヘビより鳥類、ワニ、恐竜に近いことが判明したと4月29日付の米科学誌、ネイチャー・ジェネティクス(電子版)に掲載された。チームはスッポンとアオウミガメの2種のカメについて遺伝子解析装置や大型計算機を使ってゲノムを解析した。哺乳類と共通の祖先から3億年より前に分かれ、さらに2億5700万年前にワニや鳥類などと分かれて進化したことが明らかになった。