平安貴族の歌会遊びを再現 京都・城南宮で「曲水の宴」

平安貴族の歌会遊びを再現 京都・城南宮で「曲水の宴」
 京都市伏見区の城南宮で4月29日、平安時代の貴族が催した歌会遊びを再現した「曲水の宴」が開かれた。曲水の宴は古代中国で始まったとされる宮中行事。古式に則り、庭園を流れる「遣水(やりみず)」という小川に沿って、平安装束を身に纏った男女7人の歌人が座り、短冊に歌題「海辺春朝」にちなんだ和歌を詠む。観光客はひととき、華やかな歌会の”雅(みやび)”の情景を楽しんだ。