ベトナムの山岳地帯で「幻の動物」サオラ撮影

 1992年に発見されたが、生きた姿が稀にしか確認されていない「幻の動物」サオラが9月、ベトナム中部の森林で撮影され、世界自然保護協会(WWF)が、11月13日までに写真を発表した。生きた姿としては99年にラオスで撮影されて以来という。サオラはウシ科の哺乳類で、長くとがった2本の角と顔の白い線などが特徴。サオラの生態はよく分かっておらず、数十頭しか生息していないとの見方もある。