14年2月に奈良で茶人・村田珠光に因む「第1回珠光会」

 室町時代の茶人で茶道の礎を築いたとされる奈良出身の村田珠光(じゅこう)にちなみ、大茶会「第1回珠光会」が2014年2月12~16日、奈良市内で開かれる。奈良市などでつくる実行委員会が11月29日、その概要を発表した。春日大社や東大寺、元興寺、唐招提寺、薬師寺など7社寺で、表千家や裏千家など4流派が茶席を設け、約5000人の来場を見込む。茶道と日本のもてなし文化に関するシンポジウムも開催する。事前に販売する茶券は出席できる茶席数や食事の有無などにより5000円、3000円、1000円の3種類がある。