京都・北野天満宮の楼門の額、初の修復 90年前の姿に

京都・北野天満宮の楼門の額、初の修復 90年前の姿に
 京都市上京区の北野天満宮で南側の楼門に掲げられている額の修復工事が終わった。修復は約90年前の奉納以来で初めてといい、当時の姿が蘇った。額は幅120㌢、高さ185㌢。樹齢1000年以上というケヤキの一枚板に彫られている。1921年に日本画家の富田渓仙らが奉納。楼門上部は網が張られ、額の取り外しができないため、10月から約2カ月かけて門に掛けたまま汚れを落とし、漆を塗って金箔を貼った。