伊の古代都市ポンペイ市民は多様な食生活をしていた

伊の古代都市ポンペイ市民は多様な食生活をしていた
 米シンシナティ大の研究チームの調査によると、1900年以上前の火山の噴火で埋没したイタリア南部の古代都市ポンペイの市民が、キリンやフラミンゴの肉を食べ、穀物、果物、鶏卵、魚なども食す豊かで多様なものだったことが分かった。同チームは10年以上にわたり、ポンペイ遺跡の飲食店が集まる地区で発掘調査を実施。その結果、穀物や果物、木の実や鶏卵、魚などが一般的に食べられていたことを確認した。さらにウニやキリンの肉、スペイン産の魚の塩漬けやインドネシア産の香辛料など珍しい食品も食していたとみられることも分かった。