大船鉾 勇姿150年ぶり 祇園祭で曳き初め
京都の祇園祭で、7月24日の後祭(あとまつり)の山鉾巡行でトリを務める大船鉾の曳き初めが7月20日行われた。大船鉾は幕末に焼失。今年150年ぶりに復活する。そのお披露目会と試し引きが行われたもので、江戸時代の装飾品を付けた勇姿を一目見ようと、多くの見物客が進路を埋めたため、曳き初めのコースを短縮するほどだった。鉾は全長約7.5㍍、幅約3.25㍍、高さ6㍍を超える。
うめきた広場などで「梅田ゆかた祭2014」7/19~20
「~小粋な街あそび~梅田ゆかた祭2014」(同実行委員会)が7月19~20日、大阪市北区のうめきた広場などで開かれる。夏祭りの象徴ともいえる浴衣をキーワードに、梅田で様々なイベントが繰り広げられ、暑い夏をさらに熱くする。
メーンは、昨年初開催の「ゆかたde盆踊り」。昨年は2日間で4350人が参加。主催者側は昨年を上回る参加を呼び掛けており、今年も浴衣姿で梅田を訪れた老若男女が盆踊りの定番曲や最新のヒット曲に合わせ、輪になって踊る。
また、「ゆかたdeおもてなし」は、グランフロント大阪や「NU Chayamachi」といった同エリアにある25の商業施設のスタッフが浴衣姿でお出迎え。着付けや着崩れ直しなどを無料で行うサービススポットを12カ所用意する。
JR西日本や阪急電鉄、阪神電鉄などで構成する梅田地区エリアマネジメント実践連絡会を中心とする実行委員会が、うめきたエリアのにぎわい創出や回遊性の向上などを目的に開催する。今年で3回目で、夏の風物詩として定着を図る。
中小企業の連携強化目指し日・イが業務提携に調印
日本の独立行政法人、中小企業基盤整備機構とインドネシアの中小企業省は7月17日、東京で両国の中小企業の連携強化を目指した業務提携に調印した。中小企業基盤整備機構は、今回の業務協定の締結で日本の中小企業のインドネシア進出が活発になると期待している。
業務協定に基づき中小企業基盤整備機構は、まずインドネシア側とビジネスマッチングのイベントの共同開催を目指す。その第一弾を8月25~29日の日程でインドネシア中小企業の経営者20名を招き東京で開催する。
2番目として、インドネシア中小企業の相互訪問などを通じて交流拡大の機会をつくり、投資環境や市場情勢について理解を深める場も提供する。さらに、中小企業基盤整備機構はインドネシアの協同組合、官民が保有する現地企業情報やネットワークを活用して日本中小企業のインドネシアでの事業展開を支援する体制を整える方針。