月別アーカイブ: 2014年9月

サラダクラブ 4~5年メドに野菜の栽培面積倍増

 

 

 

 

サラダクラブ 4~5年メドに野菜の栽培面積倍増

サラダクラブ(東京都調布市)は、カット野菜に使うキャベツやレタスの契約産地で、4~5年メドに栽培面積の倍増を目指す。現在の栽培面積はキャベツが約400㌶、レタスが約200㌶で、それぞれ2倍に増やす計画だ。カット野菜は年間を通じて価格が安定しているのが売り物で、近年、天候で野菜が乱高下することが多いだけに、消費者に注目され、高成長が続いている。

サラダクラブはキューピー51%、三菱商事49%出資して、1999年2月に設立。売上高は2000年度の3億円強から、10年度は117億円、12年度は171億円と急拡大。13年度は206億円で、成長が続いている。

タニタ食堂 中国・瀋陽の大手IT企業本社に1号店開店

 

 

 

 

タニタ食堂  中国・瀋陽の大手IT企業本社に1号店開店

健康計測機器メーカーのタニタ(東京都板橋区)は9月17日、健康的な料理を提供する「タニタ食堂」中国で展開すると発表した。中国・瀋陽の大手IT企業の本社に22日、1号店を開店する。日本とほぼ同じレシピで1食500㌔㌍前後で野菜中心のバランスの取れた定食を18元(約314円)で提供する。

経済発展に伴い中国では肥満の人が増えているため、健康関連のニーズを掘り起こす。「タニタ食堂」は国内では東京。丸の内や病院内などに7店舗あるが、海外店舗は初めて。

「モッピー」改め「もずやん」に 大阪府メインキャラクター

「モッピー」改め「もずやん」に  大阪府メインキャラクター

大阪府は9月17日、「モッピー」と呼ばれていたメインキャラクターの新しい名前に「もずやん」を選んだと発表した。デザインもよりかわいらしく生まれ変わり”広報担当副知事”に指名する。府では部署ごとにキャラがつくられ、モッピーを含め92体あった。今年3月、20年前につくられた最古参のモッピーをメインに据えたが、6月、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)が、同名キャラを商標登録していたことが判明。新名称を公募していた。

水質改善へ滋賀県「琵琶湖モデル」ベトナムの海洋汚染

水質改善へ滋賀県「琵琶湖モデル」ベトナムの海洋汚染

生活排水などによる海洋汚染が深刻化しているベトナム北部の世界遺産「ハロン湾」で、滋賀県が県内企業と協力して10月から水質改善に向けた支援を始める。琵琶湖の水質浄化を官民一体で進めてきたノウハウ「琵琶湖モデル」を生かし、将来的には環境保全に取り組む県内企業の振興にもつなげたい考えだ。支援は近江八幡市の総合環境保全会社「日吉」が県に働きかけたのがきっかけで、国際協力機構(JICA)の「草の根技術協力事業」の一環。

ハロン湾では近年、民家や宿泊施設から生活排水が十分に処理されないまま海に流され、赤潮が発生するなど水質が悪化。汚染が続けば、世界遺産の登録が取り消しになる可能性もあるという。

「雑賀衆・沙也可」を和歌山市の観光振興につなげたい

「雑賀衆・沙也可」を和歌山市の観光振興につなげたい

紀州の異能の”鉄砲集団”として日本史(戦国時代)にその名を残す「雑賀衆(さいかしゅう)」。戦国時代、現在の和歌山市を拠点に勢力を張り、天下取りを目指していた織田信長軍らを相手に戦功を立てた。後に豊臣秀吉に滅ぼされたが、地元では頭領の雑賀孫市(まごいち)は今も市民に親しまれ、春と秋にはまちおこしの祭りが開かれている。この孫市の長男、孫市郎の足跡をたどり、和歌山市の有志らが観光振興につなげようと計画している。

それは、この孫市郎が秀吉の朝鮮出兵に鉄砲頭として従ったものの、投降し、そのまま居着いたとする説がある。韓国では「沙也可(さやか)」と呼ばれていた。子孫と呼ばれる人たちが多く住む韓国・大邱(テグ)には2012年、沙也可の足跡や日韓の文化を紹介する韓日友好館がオープン、2階には「和歌山コーナー」も設けられた。

「雑賀衆・沙也可で街おこしの会」の辻健会長によると、沙也可が日本を語った文献は残っておらず、あくまでも説の一つにとどまる。しかし、辻さんはこれを和歌山市の観光振興につなげ、行く行くは当地での日韓首脳会談開催を夢見る。雑賀衆のルーツと末裔に友好促進の願いを託している。

高気温にも耐えられるイネの新品種「恋の予感」年内市場に

 

 

高気温にも耐えられるイネの新品種「恋の予感」年内市場に

独立行政法人農研機構の近畿中国四国農業研究センター(広島県福山市)が開発したイネの新品種「恋の予感」は、すでに栽培されており、12月には市場に並ぶという。地球温暖化対策として同センターが2002年から開発を続けてきた自信作で、高気温にも耐えられるほか、主力品種の「ヒノヒカリ」よりも収穫量や耐病性に優れ、味もヒノヒカリと同等という。インパクトあるネーミングは公募の結果、決められた。

二ホンウナギ養殖稚魚量規制 日中台韓が大筋合意

 

 

二ホンウナギ養殖稚魚量規制 日中台韓が大筋合意

日本、中国、台湾、韓国は9月16日、絶滅が危惧されている二ホンウナギの資源管理策を検討する会合を東京都内で開いた。初日の協議では養殖に使う稚魚(シラスウナギ)の乱獲を防ぐため、養殖業者が仕入れるシラスウナギの数量に上限を設ける方向で大筋合意したもようだ。シラスウナギの数量を近年の実績より3割程度減らす案を中心に協議。ただ削減幅を巡って意見が分かれ、調整が続いているとみられる。17日の最終合意を目指す。

「ジャカルタ日本祭り」開幕 JKT48のトークショーも

「ジャカルタ日本祭り」開幕 JKT48のトークショーも

インドネシアの首都ジャカルタで日本の伝統文化を紹介する恒例の「ジャカルタ日本祭り」が9月14日開幕した。初日の14日は、在インドネシア日本大使館公邸で開幕の式典が行われ、ジャカルタ特別州政府のアホック副知事が「祭りを通して両国の友好関係を若い世代にも伝えていきたい」とあいさつした。

続いて、日本の琴とインドネシアの竹で作られた打楽器「アンクルン」の共演が行われ、「さくら」など日本の曲の演奏に式典に訪れた人たちから大きな拍手が送られた。また、AKB48の姉妹グループ、JKT48のメンバーによるトークショーも行われ、会場の雰囲気を盛り上げていた。「ジャカルタ日本祭り」はジャカルタ市内の数会場で1週間にわたり、日本の伝統文化や「食」などを紹介する様々なイベントが行われる予定。

「ジャカルタ日本祭り」は日本とインドネシアの友好を深めようと、現地に住む日本人とジャカルタ特別州政府が主催して、5年前から毎年行っている。

津波乗り越え富田林で実った”復興米”児童らが収穫

津波乗り越え富田林で実った”復興米”児童らが収穫

東日本大震災の被災地、岩手県大槌町で津波に負けずに生き残った稲穂から育てた「奇跡の復興米」。このもみを譲り受けて育てた稲を9月14日、富田林市立喜志小学校の5年生約40人らが収穫した。一部は11月の地元農業祭で振る舞われるほか、大手航空会社の機内食に採用される予定という。

震災直後、富田林市の父兄らが義援金を贈るなど大槌町を支援した縁で、岩手県のNPO法人「遠野まごころネット」から贈られた復興米の種もみ(1㌔)。苗を育て、5月に田植えし、この間の草取りなどの手入れを経て、この日、150㌔のもみの収穫となった。

津波乗り越え富田林で実った”復興米”児童らが収穫

 

 

 

 

 

津波乗り越え富田林で実った”復興米”児童らが収穫

東日本大震災の被災地、岩手県大槌町で津波に負けずに生き残った稲穂から育てた「奇跡の復興米」。このもみを譲り受けて育てた稲を9月14日富田林市立喜志小学校の5年生約40人らが収穫した。一部は11月下旬の地元農業祭で振る舞われるほか、大手航空会社の機内食に採用される予定という。

震災直後、富田林市の父兄らが義援金を贈るなど大槌町を支援した縁で、岩手県のNPO「遠野まごころネット」から贈られた種もみ(1㌔)。これを5月に田植え、そしてこの日、150㌔のもみを収穫した。