スマトラ島沖地震被災のアチェ州の大学長が講演

スマトラ島沖地震被災のアチェ州の大学長が講演

2004年のスマトラ沖地震で被災したインドネシア・アチェ州から、国立シャークアラ大学のサムスル・リザル学長(52)が訪日し、3月14日に開幕する国連防災世界会議で講演する。リザル氏は14日に仙台市の東北大学川内北キャンパスで開かれるシンポジウムなどに参加し、アチェの教訓を披露するとともに、発展途上国の防災の質を向上させるために、大学の共同研究の推進を呼び掛ける予定だ。リザル氏は1995~2001年に日本に留学し、工学の博士号を取得している。