ひらぱー来園者104万人 岡田准一さん「園長」続投
大阪府枚方市の遊園地「ひらかたパーク」で3月7日、同市出身のタレント、岡田准一さん扮するイメージキャラクター「超ひらぱー兄さん園長去就発表会」があり、2014年3月1日からの年間来園者数が104万7246人(速報値)だったと発表した。100万人を超えるのは2010年度の103万人以来4年ぶり。岡田さんの園長、”延長”も発表され、くす玉を割って祝った。
ハイテク養殖でブリの「旬」を変える –日水G・黒瀬水産
ハイテクを駆使し新たな養殖に挑戦する企業が増えている。日本水産グループで、ブリの養殖を手掛ける黒瀬水産(宮崎県串間市)は、志布志湾の沖合いにイケスを沈め、ハイテクでこのイケス内の「光」と「水温」を徹底して制御・管理することで、ブリの「旬=寒ブリ」の時期を変えることに成功した。この結果、天然ものに加え、小売店頭では養殖による、おいしい「旬」のブリの時期を広げられるという。
通常養殖といえば、湾内の海辺で手掛けるケースが圧倒的に多い。しかし、いったん海が荒れると、湾内でも大きな波が発生する。また、湾内の海辺の場合赤潮が発生しやすく、この被害に遭うと養殖事業全体に大きなダメージとなることが多い。その点、予想外にこれらの影響を受けにくいのが沖合いでの養殖事業だという。荒れた天候で海水面から浅い水中では波のうねりが大きいのだが、これにひきかえ沖合いの海底は意外なほど穏やかで、沈められているイケス中のブリには、安定してプランに沿った、光と水温のコントロール・管理ができるという。
白鶴酒造 酒米生産の農業法人設立し農地3倍に
日本酒最大手の白鶴酒造(神戸市)は、酒米を生産する農業法人を兵庫県篠山市に設立した。自社で現在借り受けている農地10㌶を、耕作放棄地の活用などにより2017年に3倍に広げ、酒米の安定確保につなげる。冬の酒造りに従事する季節労働者を、正社員に切り替える受け皿とし、人手の確保にも生かす。
全額出資子会社・白鶴ファームを、子会社の桜酒造(兵庫県篠山市)の事務所内に設けた。資本金は1000万円。酒米の生産・販売に加え、生産技術の指導や肥料の開発に取り組む。白鶴は10年から酒米の自社生産を始め、14年までに農地5㌶を借り受けた。15年は10㌶に広げ、17年に30㌶まで増やす。