月別アーカイブ: 2015年5月

ルクアイーレに「梅田 蔦屋」5/8 開業

ルクアイーレに「梅田 蔦屋」5/8 開業

JR大阪駅北側のビルに開業した商業施設「ルクア1100(イーレ)」(大阪市北区)の中核店舗として5月8日にオープンする滞在型の大型書店「梅田 蔦屋書店が4日、公開された。9階の店内に幅広い分野の書籍を20万冊取り揃え、本を読みながら飲食を楽しめるカフェやネイルサロン、靴磨き店などを併設している。「代官山 蔦屋書店」(東京都)などに続く4店目で、西日本では初めて。

大阪の陣400年 近鉄道明寺駅前で両陣営が武将行列

大坂の陣400年 近鉄道明寺駅前で両陣営が武将行列
大坂夏の陣(1615年)の皮切りとなった「道明寺合戦」の舞台、藤井寺市で5月3日、合戦から400年を記念するイベントがあり、豊臣秀頼や徳川家康ら両陣営の武将らの姿に扮した市民ら50人が、商店街や近鉄道明寺駅前を練り歩いた。
地元のまちづくり協議会が企画。勝どきが商店街に響き、沿道の人らは盛んにシャッターを切っていた。また、合戦の地となった石川の河川敷ではチャンバラ大会、和太鼓演舞組曲の上演などがあり、多くの人出でにぎわった。

徳島県 すだち×ゆずの新品種 今夏から本格栽培

徳島県 すだち×ゆずの新品種 今夏から本格栽培

徳島県は、同県の特産品であるすだちとゆずを掛け合わせて、新たに開発した新種の柑橘(かんきつ)類「阿波すず香」の栽培普及を今夏から始める。3月に国に品種登録を出願しており、2017年にも登録される見通し。
果樹は安定して収穫できるようになるまで、数年かかるため登録から間を置かずに本格出荷できる体制を整えておく。食品メーカーとも連携して加工食品の開発も進めており、、早期に県ブランド産品としての定着を目指す。
阿波すず香は、タネが少なく焼き魚などの料理にそのまま搾るのに適しているほか、飲料やポン酢などの調味料、菓子への加工にも向くという。

アンデスメロン 38年ぶりに新品種 サカタのタネ

アンデスメロン 38年ぶりに新品種 サカタのタネ

サカタのタネは、アンデスメロンの新品種「赤いアンデス」を開発した。アンデスメロンの開発は38年ぶり。従来の果肉は黄緑色だが、新品種はオレンジ色だ。価格は従来と同程度の時価600~1200円になる見通し。5月から8月ごろまで都内を中心に店頭に並ぶ。

明治産業革命23施設 ユネスコに世界遺産登録を勧告

明治産業革命23施設 ユネスコに世界遺産登録を勧告

日本が世界文化遺産に推薦していた「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」(福岡、長崎、静岡など8県)について、世界遺産への登録の可否を調査する諮問機関「国際記念物遺跡会議」(イコモス、本部・パリ)は5月4日、「登録が適当」と国連教育科学文化機関(ユネスコ)に勧告した。
勧告は「西洋から非西洋国家に初めて産業化の伝播が成功したことを示す」「1853年から1910年までのわずか50年余りという短期間で急速な産業化が達成された段階を反映している」として、普遍的価値があると評価。6月にドイツのボンで開かれる第39回ユネスコ世界遺産委員会で正式決定する。世界遺産委員会でもそのまま認められる可能性が極めて高い。
「産業革命遺産」が登録されれば、日本の世界文化遺産は2014年の「富岡製糸場と絹産業遺産群」(群馬県)に続き15件目、世界自然遺産も含めた世界遺産は国内19件目となる。
産業革命遺産は、通称「軍艦島」で知られる「端島(はしま)炭鉱」(長崎市)、長州藩が西洋式帆船を造るために設置した「恵美須ヶ鼻造船所跡」(山口県萩市)、薩摩藩が手掛けた機械工場や反射炉の遺構で構成する「旧集成館」(鹿児島市)、幕末に実際に稼働した反射炉で国内で唯一現存する「韮山(にらやま)反射炉」(静岡県伊豆の国市)–など、日本の近代化を支えた炭鉱、製鉄、造船などの23施設で構成される。

三菱商事 ミャンマーの農業支援策で覚書

三菱商事 ミャンマーの農業支援策で覚書

三菱商事は4月29日、国際協力NGOオイスカ(東京都杉並区)が取り組むミャンマー中央乾燥地帯マンダレー地域の農村における農業人材育成に必要な研修センターの増設・新設に関する覚書に調印したと発表した。これにより、同社はオイスカがミャンマーで推進している年間20人の農業の指導的人材の養成事業で、この倍増の人材養成を目指す。同社は2015年3月期で、43カ国、67案件で国際貢献施策を実施している。

大同生命 中小機構近畿本部と中小企業支援で提携

大同生命 中小機構近畿本部と中小企業支援で提携

大同生命保険は、中小企業基盤整備機構近畿本部と中小企業支援で業務提携した。連絡窓口をそれぞれ設置して、中小企業の実態を把握、中小企業のニーズをもとに、新しいサービスの開発や提供などにつなげるのが狙い。
まず5月から中小機構が展開する各種の経営支援サービスを、近畿圏内の大同生命の営業職員約680人を通じて紹介する業務から始める。中小機構のノウハウを活用し経営支援にまで踏み込むことで、広く中小企業の支援策を講じる。

産官学でウナギの保全情報を共有 資源保護へ初会合

産学官でウナギの保全情報を共有 資源保護へ初会合

ウナギの研究者や養殖業者らが参加し、絶滅が危惧される二ホンウナギの保全策などを話し合う「日本ウナギ会議」の初会合が5月2日、横浜市内で開かれた。ウナギ保全に向けた養殖業者などの取り組み状況をリスト化し、産官学で共有する方針を決めた。親ウナギの放流や河川環境の改善など資源保護に向けた事業を把握、推進する。

大阪府1~4月で最悪の419件に倍増 特殊詐欺

大阪府1~4月で最悪の419件に倍増 特殊詐欺

大阪府警捜査2課は5月2日、府内で1~4月に起きた特殊詐欺の認知件数は419件で、昨年同期から倍増し過去最悪だったと発表した。被害総額は役10億2000万円。年間被害額が過去最悪だった昨年の同期より約7500万円多かった。
とくに医療費や保険金が返ってくると偽って被害者にATMを操作させ、逆に金を振り込ませる「還付金詐欺」が212件と昨年同期の36件から6倍に、被害額も約6.4倍となる約2億1000万円に上った。

カレイの卸価格高値 前年比3割高

カレイの卸価格高値 前年比3割高

旬の北海道産が出回り始めたマカレイの卸価格が高い。肉質が厚いこともあり、大きいサイズは東京・築地市場では1㌔700~750円と前年同期比3割程度高い水準で取引されている。天候不順などが影響し、体長20㌢以上、厚さ3㌢以上の比較的大きいサイズの出荷が少ない。4月に比べ価格は落ち着いてきたが、いぜん高い水準だ。
5月の連休明けから夏場にかけてはエサを多く食べる傾向があり、大きいサイズの出荷が増えるとみられる。都内のスーパーでは兵庫県産などが切り身(100㌘)として200円程度で販売されている。