月別アーカイブ: 2015年6月

横浜市 インドネシア・バタム市と連携

横浜市  インドネシア・バタム市と連携

横浜市はインドネシア・バタム市と連携し、市内の企業に二国間クレジット制度(JCM)に基づく環境プロジェクトを促進する。人口の急増が見込まれるバタム市に対し、横浜市の企業が持つ技術を提案し、廃棄物管理や温室効果ガス削減などにつなげる。8月に市と市内企業がバタム市を訪問し、ビジネスマッチングのセミナーを開催。事業発掘を目指す。両市は5月に技術協力の覚書を締結している。日刊工業新聞が報じた。

セブンイレブン 中国のパン・弁当類のリン酸塩を全廃へ

セブンイレブン 中国のパン・弁当のリン酸塩を全廃へ

セブン-イレブン・ジャパンの井阪隆一社長は北京大学で講演し、年内に中国本土で販売するパンや弁当類から、食感をよくするためのリン酸塩をなくす方針を表明した。動脈硬化の原因になるとされるトランス脂肪酸についても極力含まない食用油に切り替える。中国での食の安心への関心が高まっていることに対応する。また、訪日中国人の間で人気が高い日本製の化粧品などについて、中国国内でも買えるようにしたいと述べ、店頭での日本製品の取り扱いを拡充する意向を示した。

関空➡大阪駅 7/1から24時間バス運行

関空➡大阪駅  7/1から24時間バス運行

関西国際空港と大阪駅を結ぶリムジンバスを運行する関西空港交通などの3社は6月18日、深夜早朝の関西空港発の便を7月1日から始めると発表した。関西国際空港から大阪市内に24時間アクセスできるようになる。
新関西国際空港会社によると、国内の空港でバスや電車の24時間運行は初めて。

関西に新ビジネス発想研究組織 近畿経産局

関西に新ビジネス発想研究組織   近畿経産局

近畿経済産業局とアジア太平洋研究所は家電、食品、交通、エンターテインメントなど幅広い業種の企画部や新規事業部の担当者を集め、関西発で新ビジネスを発想する研究会を7月に立ち上げる。2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでにITを使い、従来にない異業種を組み合わせてインパクトの高いビジネスアイデアを発想する。
研究会の名称は「MIRAIDEA(ミライディア)–産業交流の十字路」。健康、省エネルギー、安全など社会的課題をテーマとする。参加するのはアシックス、がんこフードサービス、大和ハウス工業、パナソニック、京阪電気鉄道、吉本興業など21社。
鉄道、アパレル、エンターテインメント、家電、飲食、住宅などの異業種をITを活用して組み合わせ、ゲストスピーカーを交えた勉強会や参加者同士の討議を通じて、従来にないビジネスアイデアの創出を目指す。2年後の17年6月に成果発表を目指す。

府立体育会館「エディオンアリーナ大阪」に

府立体育会館「エディオンアリーナ大阪」に

府教委は6月17日、府立体育会館(大阪市浪速区)の命名権(ネーミングライツ)を、家電量販店大手の「エディオン」(同市北区)に売却し、愛称は「エディオンアリーナ大阪」となると発表した。契約料は年2100万円。期間は9月1日から3年間。

愛染娘ら浴衣姿でPR 6/30から「愛染祭」

愛染娘ら浴衣姿でPR 6/30から「愛染祭」

天神祭、住吉祭と並び大阪三大夏祭りの一つに数えられる「愛染祭(あいぜんまつり)」(6/30~7/2)をPRしようと、そろいの浴衣姿の愛染娘ら一行が6月18日、各新聞社(大阪本社)、在阪放送局を巡った。一行は一般公募で選ばれた愛染娘12人のほかダンスユニット「愛染女組」のメンバーや世話人ら計約30人。
愛染祭は、大阪夏祭りのトップを切って開催される愛染堂勝鬘院(あいぜんどうしょうまんいん、大阪市天王寺区)の例祭。約1400年の歴史がある。祭りのメインは初日の宝恵(ほえ)かごパレード。12人の愛染娘が乗り込み、威勢のいい掛け声とともに街を練り歩く。

生シロザケ卸価格5~6割高 入荷量少なく

生シロザケ卸価格5~6割高  入荷量少なく

出回り始めた生シロザケの卸価格が高い。東京・築地市場では主力の約3㌔サイズで1㌔1700円前後が中心。これは前年同期比5~6割高の水準だ。入荷量が少ないうえ、6月11日、日本・ロシア両政府が漁獲割当量を縮小することで妥結したことも影響しているようだ。
都内の鮮魚店では100㌘300円前後と例年に比べ2割程度高い水準。シロザケは、産卵のため秋にかけて、生まれた川に戻るときが旬の「秋ザケ」が一般的だ。ただ、今の時期に脂を付けて戻る場合もあり。これは「トキシラズ」と呼ばれ、珍重される。

「幻の伏見城=指月城」の大規模遺構見つかる

「幻の伏見城=指月城」の大規模遺構見つかる

豊臣秀吉が隠居所として1592年に造営を始めた伏見城(指月城=しげつじょう)跡とみられる大規模な石垣や、100点を超える大量の金箔瓦片などが京都市伏見区で見つかった。民間発掘会社「京都平安文化財」が6月18日発表した。
指月城は1594年の完成後まもなく「慶長の大地震」(1596年)で倒壊した。直後に近くの木幡(こはた)山で再建された。ただ、資料が少ないため、「実は存在しなかった」との説もある、「幻の城」だった。今回の遺構発見で存在が証明された。
見つかった石垣は、地下約80㌢から、南北に延びるもので約36㍍あった。本来は3段以上あったと推定される。石垣に沿い幅5~7㍍、深さ2㍍以上の掘りも確認された。堀から100個以上の瓦片が出土し、うち数十個は金箔で装飾されていた。

大阪で一番早い夏の花火大会 6/21 高石市で開催

大阪で一番早い夏の花火大会 6/21 高石市で開催

大阪で一番早い夏の夏の花火大会を売りにする「高石シーサイドフェスティバル2015」が6月21日、高石市の浜寺公園で開催される。同公園のかつての賑わいを取り戻そうと企画された同フェスティバルも、今年で3回目。
当日は交通遊園前広場で午前10時からフリーマーケットを開催。浜寺公園南児童遊技場特設ステージでは午後4時から開会式があり、地元のゆるキャラ「てんにょん」や大阪府の「もずやん」に加え、熊本県の「くまモン」が登場し、くまモン体操を来場者と踊る。
花火は午後8時から約25分で、約1400発を打ち上げる予定。