月別アーカイブ: 2015年7月

飲料自販機買収で最終契約 サントリー食品・JT

飲料自販機買収で最終契約 サントリー食品・JT

サントリー食品インターナショナルは7月7日、日本たばこ産業(JT)の飲料自動販売機事業を買収することで、最終契約を締結したと発表した。7月31日付でジャパンビバレッジホールディングスの株式70.5%や缶コーヒー「Roots」と清涼飲料水「桃の天然水」のブランドなど取得する予定。買収額は約1500億円。

近畿15年上半期企業倒産10.4%減 6年連続前年下回る

近畿15年上半期企業倒産10.4%減 6年連続前年下回る

東京商工リサーチが7月7日発表した近畿2府4県の2015年上半期(1~6月)の企業倒産(負債額1000万円以上)の件数は、前年同期比10.4%減の1149件となり、6年連続で前年を下回った。
負債総額は10.9%減の1502億円で、上半期として1991年以降で最少だった。1000億円以上の倒産はゼロだった。地域別にみると、件数は兵庫県を除く5府県で減少。負債額は、和歌山と奈良の2県で増加した。
同時に発表した6月の企業倒産件数は前年同月比7.3%減の217件だった。負債総額は62.2%減の218億円で、過去25年間で最少だった。

ナスカ市街地近郊で「リャマ」地上絵24個発見 山形大

ナスカ市街地近郊で「リャマ」地上絵24個発見 山形大

山形大学は7月7日、世界遺産「ナスカの地上絵」で知られる南米ペルーのナスカ市街地近郊で、ラクダ科の「リャマ」とみられる動物の地上絵24個を新たに発見したと発表した。昨年発表した17個と合わせ計41個の「リャマ」の地上絵が、居住地近くに集中していたことが判明したとしている。2014年12月から15年2月にかけての現地調査で、ナスカ市街地から約1.5㌔北にある丘など直径約1㌔の範囲内で見つかった。

日本赤十字 台湾へ1億円相当の人工皮膚を寄付

日本赤十字 台湾へ1億円相当の人工皮膚を寄付

台湾北部の娯楽施設のイベント中に起きたカラーパウダーの”粉じん爆発”事故を巡り、日本赤十字は7月6日、約1億円相当の日本製人工皮膚を台湾に寄付した。
台湾当局によると、この事故でこれまでに3人が死亡。6日現在、432人が入院中で235人が重体となっているという。寄付は台湾からの要請で行われたもので、記者会見した台湾大学病院の何弘能副院長は「日本の優しい心を感じた。医学界を代表して感謝する」と語った。

14年度大阪国税局査察の摘発額4年ぶり増加

14年度大阪国税局査察の摘発額4年ぶり増加

大阪国税局は7月6日、2014年度に近畿2府4県で行った強制調査(査察)について発表した。摘発した脱税は43件で脱税総額は4年ぶりの増加となる約35億円だった。検察庁に告発したのは26件で、同査察部が現行の体制になった1999年以降、最も少なかった。業種別では不動産業7件、建設業3県が多かった。脱税の最高額は約3億6000万円。

関西地銀 地方創生後押し 融資ファンド設立など

関西地銀 地方創生後押し  融資ファンド設立など

関西の地方銀行が、安倍政権の掲げる「地方創生」の取り組みを強化している。専門部署を設けて中小企業の販路拡大の機会を増やしたり、地元企業に融資するファンドを設立したりなどし、地域経済支援を本格化。少子高齢化で地銀を取り巻く経営環境が厳しい中、各行は資金需要の拡大につながる「地域おこし」で、収益基盤の強化を図る。
みなと銀行は、兵庫県の農林漁業を支援するため2014年12月に民間ファンドを設立。手始めとして淡路島産の野菜や魚を販売する土産物店「福良マルシェ」(兵庫県南あわじ市)を運営する観測船運航会社「ジョイボート南淡路」(同)に800万円を出資した。紀陽銀行は14年1月に6次産業化や観光振興を支援するファンドを設立した。
池田泉州銀行は15年6月、堺商工会議所などと堺市でビジネス商談会を開いた。この商談会には地元の百貨店やスーパーなど前年の3倍以上の21社が出展。販路拡大を企図する中小企業など約220社の経営者らが、お目当ての企業のブースに並んだ。
京都銀行は3月、自治体の戦略策定を支援するため、約170店の支店長や総合企画部や営業支援部などの部長らで構成する専門部署「地方創生プロジェクト」を設置。4月には地元企業の成長戦略や事業承継などをサポートするM&A(企業の合併・買収)推進室を設け、6月までの3カ月間で14年1年間と同数の4件のM&Aを実現させている。

4~6月大阪中小製造業 業況悪化 下落は2四半期連続

4~6月大阪中小製造業 業況悪化 下落は2四半期連続

大阪信用金庫が7月6日発表した4~6月期の取引先中小企業の景気動向調査によると、製造業の売上高に関する業況判断指数が、前回調査(1~3月期)と比べて5.6㌽低下し、マイナス9.0となった。下落は2四半期連続。
製造業は消費増税前の駆け込み需要で発注が伸びた住宅が相次いで完成し、建材の需要が落ち込んだ。資材運搬にかかわる運輸業も悪化した。総合では、前回調査比0.2㌽増のマイナス7.1だった。調査は5月下旬、大阪府と兵庫県尼崎市の取引先1776社を対象に実施。1259社から回答を得た。

大阪モノレールに「ガンバ大阪」ラッピング列車登場

大阪モノレールに「ガンバ大阪」ラッピング列車登場

大阪モノレールは7月5日、Jリーグ「ガンバ大阪」のラッピング列車の運行を始め、万博記念公園駅(大阪府吹田市)で発車式があった。沿線にホームグランドがあるガンバを応援、PRしようと企画。車両全体がチームカラーの青色に塗られマスコットのガンバボーイが描かれた4両編成がお披露目された。発車式には遠藤保仁選手も顔をみせた。

四天王寺にLED天の川・笹トンネル 七夕のゆうべ

四天王寺にLED天の川・笹トンネル 七夕のゆうべ

大阪市天王寺区の四天王寺の境内に7月5日、「笹(ささ)トンネル」(全長27㍍)が登場した。天井部分には天の川をイメージして白色と青色のLED(発光ダイオード)電球計3万個が点灯、約400本の笹飾りを照らした。同地区で催された「七夕のゆうべin四天王寺」の一環。7日まで行われる。