月別アーカイブ: 2016年1月

全国初の養殖「スマ」出荷へ 和歌山県水産試験場

全国初の養殖「スマ」出荷へ 和歌山県水産試験場

和歌山県水産試験場(串本町)は1月12日、人工的に産卵させて育てた「スマ」(サバ科)を全国で初めて出荷すると発表した。東京や大阪の百貨店などに合計約40匹を1月16日、出荷する。
スマは「全身トロ」と呼ばれるほど美味とされるが、日本ではほとんど漁獲されないため、「幻の魚」とされている。和歌山県は「高級マグロに匹敵する高級魚として売り込みたい」としている。
スマ養殖は同試験場が東京海洋大学と串本町の養殖業者、丸東と協力して2012年度から研究を始め、13年度には日本で初めて養殖のための種苗の量産技術を開発していた。
出荷先は東京が日本橋三越本店内、吉川水産、大阪が阪急梅田本店のまぐろ寺本、和歌山市・和歌山マリーナシティの黒潮市場。

全国45都道府県の300種類の駅弁が勢揃い 京王百貨店

全国45都道府県の300種類の駅弁が勢揃い 京王百貨店

京王百貨店新宿店(東京都新宿区)で1月19日まで、駅弁の物産展「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」が開かれている。会場には、山口県と沖縄県を除く45都道府県の駅弁約300種類が勢揃い。
エビ、ホタテ、ウニなど海の幸がふんだんに使われた駅弁、高級ビーフが豪華に盛り付けられた駅弁など新鮮食材が食欲をそそる、この物産展ならではの駅弁は魅力いっぱい。午前10時~午後8時(13日は午後5時まで、19日は午後6時まで)。

東海大仰星が4度目V 全国高校ラグビー 桐蔭学園退ける

東海大仰星が4度目V 全国高校ラグビー 桐蔭学園退ける

東大阪市・花園ラグビー場で1月11日、「第95回全国高等学校ラグビーフットボール大会」の決勝戦が行われた。東海大仰星(大阪第1)が猛追した桐蔭学園(神奈川)を37-31で退け、4度目の栄冠に輝いた。
東海大仰星は今季38戦全勝で、全国選抜大会、全国7人制大会と合わせ高校3冠を達成した。また、今大会7日間で12万7123人が入場し、総入場者数の新記録をつくった。

シャープに2000億円出資 産業革新機構が再建主導

シャープに2000億円出資 産業革新機構が再建主導

官民ファンドの産業革新気候が1月11日、経営再建中のシャープに対し2000億円規模の出資を軸とする支援案をまとめたことが分かった。
みずほ銀行など主力取引行には債務を優先株などの資本に振り替える「債務の株式化」を中心に、計1500億円規模の金融支援を要請。国と革新気候がシャープの再建を主導する態勢を整える。
支援案では、革新機構がシャープ本体に出資したうえで、液晶事業を分社化。新会社の過半数を取得し、将来的には機構が約36%出資して筆頭株主となっている中小型液晶パネル国内最大手のジャパンディスプレイとの統合を目指す。

阪神電鉄が姫島~千船駅間の高架下で原木シイタケ栽培

阪神電鉄が姫島~千船駅間の高架下で原木シイタケ栽培

関西の私鉄大手の阪神電気鉄道が高架下を活用して原木シイタケの試験栽培を始めた。全国的に減少傾向にある原木シイタケの生産を復活させ、新たな収益につなげる。六甲山から出る間伐材を活用したシイタケ栽培なども検討している。
栽培する場所は、大阪市西淀川区の本線、姫島~千船駅間の高架下。1100平方㍍の土地に2棟のハウスを設置し計800本のほだ木を導入した。運転士や駅員を務めていたOB職員が管理業務を担う。

南海「なんば」駅に赤備え「真田丸」の階段出現

南海「なんば」駅に赤備え「真田丸」の階段出現

南海電鉄「なんば」駅に1月10日、真田氏の赤備えにちなみ赤い「真田丸」の階段が設けられた。これは同日、今年のNHKの大河ドラマ「真田丸」の放送開始に合わせたもので、家紋・六文銭も記されている。
居合わせた通行人らも、真田丸の主役・堺雅人演じる真田信繁(幸村)や、個性的な真田氏の生きざまへの思いなど期待を込めて語っていた。

西宮神社 福男めざし過去最高の6000人が参加

西宮神社 福男めざし過去最高の6000人が参加

兵庫県西宮市の西宮神社で1月10日早朝、新年恒例の福男選びが行われた。今回は過去最高の約6000人が参加。抽選の結果、一部女性の参加者も含め約260人が”一番福”を目指し、赤門~本殿間の230㍍を疾走した。一番福は、3度目の挑戦という水田道成さん(16、明石市)だった。

さくらんぼ「佐藤錦」初セリで1箱20万円の最高値

さくらんぼ「佐藤錦」初セリで1箱20万円の最高値

さくらんぼの高級品種「佐藤錦」が1月5日、東京・大田市場の初セリで500㌘(68粒入り)1箱に過去最高となる20万円で落札された。
全農山形園芸販売課によると、これまでの最高値は2014、2015年の15万円だった。なお、この佐藤錦を生産したのは山形県天童市荒谷の農家、花輪和雄さん(66)。

ミャンマー初の電車、日本支援で1/10から運行開始

ミャンマー初の電車、日本支援で1/10から運行開始

ミャンマーの国鉄は1月10日から、最大都市ヤンゴンの約6㌔の既存の鉄道路線で電化工事を行い、国内で初めてとなる電車の運行を開始した。車両は、日本の広島電鉄が使っていた昭和30年代製造の中古の路面電車で、日本政府が電車の運行に必要な技術者を派遣するなど支援してきた。
ヤンゴンで10日行われた式典では、ミャンマーのニャン・トゥン」・アウン鉄道運輸相は「ミャンマーで電車を使う新しい時代が始まった」と利用者の増加に期待感を示した。同国では経済成長とともに激しさを増す交通渋滞を緩和するために、電化の区間をさらに増やしていく計画だ。
こうした状況に対応、日本政府はミャンマーへの支援を続け、日本の鉄道技術への信頼を高めたうえで、将来的には高速鉄道を含めた大規模な鉄道輸出につなげたい考えだ。

大阪湾に関西2館目となる新「Zepp」17年2月に誕生

大阪湾に関西2館目となる新「Zepp」17年2月に誕生

様々なイベントを開催してきたライブハウス「Zepp」。その「Zepp Namba(OSAKA)」に続く関西2館目となる「Zepp Osaka Bayside」が2017年2月、大阪・桜島のユニバーサル・スタジオ・ジャパン近くに誕生する。
収容人員は2800人超(スタンディング時、以下同)を予定しており、2513人収容の「Zepp Namba」だけでなく、2709人収容の「Zepp Tokyo」をも上回る国内最大級の規模。場所は安治川に面したウォーターフロントを予定。