丸紅 タイ電力庁から複合火力発電所建設を受注受注

丸紅 タイ電力庁から複合火力発電所建設を共同受注

丸紅はドイツのシーメンスおよび同グループの現地法人と共同で、タイ電力庁(EGAT)からサウスバンコク複合火力発電所建設案件を受注した。出力は約1200MW、総受注額は約600億円。
これはバンコク近郊のムアン地区、チャオプラヤー川沿いに位置する現在稼働中の旧式火力発電所を、高効率で環境負荷が小さい複合火力発電所にリプレースするもの。設計・調達・土木・据付工事・試運転までを手掛けるフル・ターンキー契約で、2019年の完工を予定。
丸紅、シーメンスグループは過去10年間にタイで同規模の案件を計4件を共同受注している。また、丸紅の50年にわたるタイにおける発電所受注実績は今回を含め合計約1万1000MWとなり、タイの総発電容量の約30%に達する。