月別アーカイブ: 2017年3月

マレーシアで「ニッポンレンタカー」ブランド展開

マレーシアで「ニッポンレンタカー」ブランド展開

東京センチュリー(東京都千代田区)の連結子会社、ニッポンレンタカーサービス(以下、NRS)と、マレーシア現地法人、Tokyo Century Capital(Malaysia)Sdn.Bhd.(以下、TCM)はこのほど、TCMがマレーシアで「ニッポンレンタカー」ブランドを使用することに合意した。
同社の海外現地法人における「ニッポンレンタカー」ブランドの使用は、2016年2月のタイ現地法人、TISCO Tokyo Leasing Co.,Ltd.に次いで2社目となる。

タイでオートリース事業譲り受け事業専業会社設立

タイでオートリース事業譲り受け事業専業会社設立

東京センチュリー(東京都千代田区)は、イオンフィナンシャルサービス(東京都千代田区、以下AFS)の連結子会社ACS Capital Corporation Ltd.(以下ACSC)より、同社のリース事業の一部であるオートリース事業にかかるリース車両(車両管理台数約2500台)および、そのリース債権並びに同事業に係わる事業基盤(従業員、営業施設等)を譲り受けることで合意した。
また、同社はタイでオートリース事業の発展を目指すため、連結子会社となるオートリース専業会社を設立する。この新会社「TC CAR Solutions(Thailand)Co.,Ltd.」(予定)が今回のACSCからのオートリース事業を譲り受ける予定。

ウエルシアHD シンガポールBHG社と合弁

ウエルシアHD シンガポールBHG社と合弁

ドラッグストアの運営するウエルシアホールディングス(東京都千代田区)は3月1日、シンガポールのBHG Holding Pte.Ltd.(以下、BHG社)との間で合弁会社「Welcia-BHG(Singapore)Pte.Ltd.」を設立したと発表した。
ドラッグストア事業を展開する同新会社の資本金は2000万シンガポールドルで、出資比率はウエルシアHD51%、BHG社49%。
シンガポールで百貨店と総合小売業を展開するBHG社のノウハウと、ウエルシアの調剤併設型のドラッグストア展開のノウハウ配合により、同地の顧客が健康かつ安心して生活できるサービスを提供する。

商船三井ロジ インドに現地法人 4月から営業

商船三井ロジ  インドに現地法人 4月から営業

商船三井ロジスティクス(東京都千代田区)はこのほど、インド政府に現地法人設立を申請した。Mitsui O.S.K.Lines(India)Pvt.Ltd.からロジスティクス事業を譲り受け、デリー、ムンバイ、チェンナイ、アーメダバード、バンガロール、プネの6拠点で4月3日から営業を開始する。
名称は「MOL Logistics(India)Pvt.Ltd.」で、資本金は1億1000万インドルピー(約1億8800万円)。従業員は60人。登記上の本社はムンバイだが、当面、日本人社長は日系顧客企業が集中するデリーでインド全土を統括し、日本人ディレクター2人もデリーに配置する。

マレーシア 北朝鮮大使の国外追放を発表

マレーシア 北朝鮮大使の国外追放を発表

マレーシアのアニファ外相は3月4日、同国に駐在する北朝鮮大使、カン・チョル氏を国外追放すると発表した。金正男(キム・ジョンナム)氏殺害の捜査を巡り、マレーシア国として、協力を拒否する北朝鮮に抗議する意思を明確にした。

高知で2年にわたる「幕末維新博」3/4開幕

高知で2年にわたる「幕末維新博」3/4開幕

大政奉還・明治維新150年を記念した観光博覧会「志国高知 幕末維新博」が3月4日、高知県で開幕した。2019年3月末まで2年にわたって県内全域で歴史を中心とした様々な企画展や関連イベントが開かれる。
同県では2010年に「土佐・龍馬であい博」などを開催、県外から435万人と過去最高の観光客を誘致しているが、今回県はこれを上回る年間集客数を目指している。
4日、高知城下で行われたオープニングセレモニーでは、高知市出身の女優の広末涼子さんが出席した。1年目のメイン会場となる高知城歴史博物館(高知市)では、坂本龍馬が暗殺される直前に書いたとみられる「新国家」の文字が入る新発見の書状を5月7日まで展示。土佐藩主・山内家に伝わる美術工芸品の展示や映像もある。
同博覧会では県内全域に「龍馬の生まれたまち記念館」や「中岡慎太郎 館」など計20の地域会場を設けており、歴史に加えて高知の食や自然を一体で楽しめる周遊プランを設定。観光客に県内各地に足を運んでもらう仕掛けづくりをしている。

3万年前の航海再現 手漕ぎ竹いかだで台湾から沖縄へ

3万年前の航海再現 手漕ぎ竹いかだで台湾から沖縄へ

国立科学博物館などが3月2日、3万年以上前に手漕ぎのいかだで人類が台湾から沖縄に渡った航海の再現実験を、2019年に実施すると発表した。
沖縄で見つかっている旧石器時代の人骨は、大陸と地続きだった台湾から海を渡ってきた人類とみられているが、どのように渡ったかは分かっていない。
同実験は2016年7月にも行われ、草舟で与那国島から70㌔東の西表島を目指したが、海水に流されて航海を断念している。
次回は台湾の先住民がつくっていた竹いかだで挑戦する。

丸紅・川崎重・日立 受注の台湾桃園国際空港線開業

丸紅・川崎重・日立 受注の台湾桃園国際空港線開業

丸紅・川崎重工業・日立製作所の3社が共同で、2006年1月に鉄道システム一式供給並びに、車両基地の建設を受注した桃園国際空港線が3月2日開業した。
空港線は、台湾初の空港アクセス線で、台北駅から年間約4000万人が利用する桃園国際空港を経由し郊外住宅圏まで運行する総延長約51㌔㍍(21駅)の路線だ。このプロジェクトで、丸紅は全体の取りまとめ、信号・通信システム、軌道敷設工事などを、川崎重工が車両を、日立が変電システムをそれぞれ担当している。

ヤマトGと365Expressが越国内で保冷小口配送で合弁

ヤマトGと365Expressが越国内で保冷小口配送で合弁

ヤマトホールディングス傘下の東南アジア地域統括会社YAMATO ASIA PTE.LTD.(本社:シンガポール、以下ヤマトアジア)とBA SAU NAM TRADING LOGISTICS J.S.C.(本社:ホーチミン、以下365 Express)は、ベトナム国内で保冷小口配送サービスを提供する合弁会社を設立することで合意した。
合弁新会社「Yamato 365 Express Co.,Ltd.」の資本金は1億円相当で、出資比率はヤマトアジア51%、365 Express49%。2017年8月設立し、9月から事業開始の予定。ベトナム国内および日本からベトナム国内向けの生鮮品や日本食材等の保冷小口配送事業を展開する。

西松建設 ベトナムに現地子会社「西松ベトナム」

西松建設 ベトナムに現地子会社「西松ベトナム」

西松建設(東京都港区)は、ベトナムにおいて事業拡大を図るため、ハノイ市に100%出資による現地法人「西松ベトナム有限会社」を設立した。総合建設業を手掛ける新会社の資本金は100万米㌦(約1億1500万円)。
これまでは駐在員事務所で業務していたが、今回の現地法人の設立により、これまでのようにプロジェクトごとの建設ライセンス取得が不要となるため、顧客企業のニーズに沿ったより迅速な取り組みが可能となる。