三菱地所 業容拡大へ台湾駐在員事務所を開設
三菱地所(東京都千代田区)は、台湾事業の推進拡大の拠点として台北市に台湾駐在員事務所を開設し、4月12日より営業を開始する。
同事務所を事業展開の拠点として、台湾はじめ中国への進出に積極的な台湾企業との中国大陸での事業機会の獲得も目指す。
中国経済連合会 マレーシア投資開発庁と覚書
中国経済連合会(広島市中区)は、マレーシア投資開発庁(MIDA)と今後の関係強化に向けた覚書(MOU)を締結する。
締結式は4月10日、ホテルニューオータニ大阪で行われる。締結式にはマレーシア政府からダトゥ・セリ・ムスタバ・モハメド国際通商産業相、MIDAのアズマン・マフムド長官、同ユスリ・ジャマール大阪事務所長ら、日本側から中国経済連合会の苅田知英会長らが出席する予定。
覚書の趣旨は、相互の理解と友好を深めながら、両組織間で経済交流を促し、中国地方およびマレーシア双方の経済発展に寄与する。
中国地方5県に拠点を置く企業のマレーシアへの輸出や工場進出、投資を支援するとともに、マレーシアから中国地方への輸入なども後押しする。
積水化学 中国・無錫市にポリオレフィン生産会社
積水化学工業(大阪市北区)は韓国の連結子会社、映甫(よんぼ)化学(韓国・清州市)を通じて、中国で2社目となるポリオレフィンフォーム生産会社を、江蘇省無錫市に新設する。設立時期は6月の予定。
総額約25億円を投じ建屋と生産ラインを新設し、2019年度上期の稼働を予定している。新会社の資本金は2400万米㌦で、映甫化学が100%出資する。敷地面積は2万2000平方㍍、工場建屋面積は7500平方㍍。生産能力は年間1600万平方㍍。
ポリオレフィンフォームは、ポリオレフィン(ポリエチレンやポリプロピレン等)を加熱発砲させた軟質な発泡体。フォーム製品の用途は幅広く、自動車はじめ家電やモバイル端末などのエレクトロニクス、建築など様々な分野で使用されている。