江戸風俗画の傑作、国宝「彦根屏風」特別公開

江戸風俗画の傑作、国宝「彦根屏風」特別公開

江戸時代の風俗画の傑作とされ、彦根藩主の井伊家に伝わる国宝の「彦根屏風」が滋賀県彦根市の彦根城博物館で特別公開されている。5月16日まで。
彦根屏風は縦およそ1㍍、横およそ3㍍で、江戸時代に世相・風俗など流行の発信源の一つだったとされる京都の遊郭、「遊里」で遊女が三味線を弾いたり、男女がすごろくを楽しむ様子など、当時の文化や暮らしぶりが、狩野派と思われる絵師により、生き生きと描かれている。