三井造 ミャンマー初の港湾荷役クレーン8基受注

三井造 ミャンマー初の港湾荷役クレーン8基受注

三井造船(東京都中央区)はミャンマー運輸省傘下のミャンマー港湾公社より、ヤンゴン港ティラワ地区向けコンテナクレーン8基(うち岸壁用カントリークレーン2基、ヤード用トランスファークレーン6基)を受注した。同社にとって初めてのミャンマー向けクレーン受注案件となる。
このプロジェクトは物流インフラを改善し、安定的な経済成長の基盤を整備するために、2013年ミャンマー、日本両政府の間で結ばれた円借款契約の一環。新港の建設を含むヤンゴン郊外のティラワ地区のインフラ整備を行うもの。
今回受注したガントリークレーンには、センサーによって吊り具とコンテナの位置を検知し、ソフトランディングシステムが搭載されている。また、ヤード用トランスファークレーンは従来製品より50~60%の燃費削減が可能なリチウムイオン ハイブリッドタイプだ。