月別アーカイブ: 2017年9月

シチズン タイとベトナムの製造拠点で生産能力拡大

シチズン タイとベトナムの製造拠点で生産能力拡大

シチズンマシナリー(本社:長野県北佐久郡御代田町)は、タイとベトナムの製造拠点を増床し、板金塗装と自動旋盤の土台部分などに使用する鋳物の生産能力を拡大する。両工場とも年内に着工し、竣工は2018年春、稼働開始は同年夏を予定。
タイ・アユタヤの自動車旋盤工場では、総額約3億円を投じ板金塗装の新工場棟を建設。塗装能力を現状の月産50台から同150台の3倍に拡大する。ベトナムでは鋳物工場を増床し、東南アジアの生産能力を増強する。
工作機械業界では2016年末から好受注が続いており、板金塗装と鋳物という重要パーツの内製生産能力を拡大することで、それぞれの品質・コスト・納期を安定させるとともに、旺盛な海外需要に応える。これにより、2018年度を最終年度とする中期経営計画達成に向けた安定供給体制を構築する。

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JT フィリピンたばこ会社の資産取得を完了

JT フィリピンたばこ会社の資産取得を完了

日本たばこ産業(JT)グループは、2017年8月22日付でフィリピンのたばこ会社、Mighty Corporationのたばこ産業に係る資産の取得について、必要な手続きを経て完了した。資産の取得価額は468億フィリピンペソ(約1020億円)。
これにより、フィリピン全域にわたる流通販売網、並びにMightyおよびMarvels等のブランドを加えた強固なポートフォリオが確立される。

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八尾盆踊りでギネス世界記録認定 2872人が踊りきる

八尾盆踊りでギネス世界記録認定 2872人が踊りきる

大阪府八尾市で9月9日、2872人が同時に参加した盆踊りで、一度に踊る人数でギネス世界記録に認定された。
ギネス記録に認定されるためには、浴衣や下駄を着用し、全員が同じ振り付けで5分間踊るのが条件で、参加者(今回は2891人)の5%が振り付けを間違えると失格となる。審査の結果、振り付けを間違えたのはわずか19人で、2872人が無事踊りきった。
今回は八尾市で毎年行われている「八尾河内音頭まつり」が、今年で40回を迎えるのを記念して、ギネス世界記録に挑戦した。これまでの記録は今年7月に宮崎県延岡市で行われた2748人だった。

日本ゼオン シンガポールに技術サポートラボ開設

日本ゼオン シンガポールに技術サポートラボ開設

日本ゼオン(東京都千代田区)の子会社ゼオンアジアは、シンガポールにアジア技術サポートラボラトリー(ATSL)を開設した。成長著しいASEAN、インド地域の特殊ゴム市場をカバーする技術サポートの拠点となる。
今回シンガポール・サイエンスパーク内に開設したATSL(アジア テクニカルサポート ラボラトリー)は、日本、欧州、中国に続く第4の技術サポート拠点となる。依頼試験への対応や需要家への配合提案に留まらず、現地に密着して顧客価格を高める、様々なソリューションを提供する。

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住友大阪セメント 光通信用部品の増設工事竣工

住友大阪セメント 光通信用部品の増設工事竣工

住友大阪セメント(東京都千代田区)は、光通信用部品(LN変調器)の製造子会社、東莞住創光電子技術有限公司(広東省東莞市)で、従来の10G、40GのLN変調器の製造に加え、世界最高レベルの伝送速度を持つ100G変調器の生産を開始するための設備の増設工事を行っていたが、9月5日に竣工、操業開始することになった。
世界のLN変調器市場においてトップシェアを目指すとともに、中国・東莞市という世界的な情報通信企業が集積する立地を活かして、高い品質の製品を安定的かつ効率的に生産し、供給していく。

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関西自治体 香港でホテル、旅館への投資呼び掛け

関西自治体 香港でホテル、旅館への投資呼び掛け

関西地方の自治体が香港で9月7日、増え続ける訪日外国人旅行者に伴い深刻化する宿泊施設の不足を解消しようと、ホテルや旅館への投資を呼び掛けるセミナーを開き、地元の観光資源などをPRした。
これは日本貿易振興機構(ジェトロ)が主催したもので、海外の投資家やホテル関係者などおよそ100人が参加した。関西地方の奈良県、和歌山県、大阪市、堺市などの担当者らが地元の様々な観光資源やそれぞれの魅力をPRしていた。

古代の造幣局全容解明へ 周防鋳銭司跡発掘調査

古代の造幣局全容解明へ 周防鋳銭司跡発掘調査

平安時代に銅銭を鋳造した山口市の鋳銭司(すぜんじ)・陶地区にある「周防鋳銭司(すおうのじゅぜんじ)跡」の発掘調査が始まった。
同所の発掘調査は1971年度以来、約45年ぶり。2020年度までの期間中、これまで調査されていない広大なエリアの発掘を進め、古代の「造幣局」の全容解明を目指す。周防鋳銭司では、古代日本で発行された12種類の銅銭「皇朝十二銭」のうち、8つが鋳造されとみられる。
1965年度、71年度の発掘で鋳造に使ったとみられる「るつぼ」などの土器や、鋳銭司長官の名が刻まれた粘土板が出土し、73年に約3万8000平方㌔㍍が国指定史跡となった。ただ、これまで発掘調査されたのは全体の5%未満で、古代造幣局に連なる様々な謎が解き明かされるのを待っている。

デサント 大阪・茨木と韓国・釜山にR&Dセンター

デサント 大阪・茨木と韓国・釜山にR&Dセンター

デサントは2017年夏に、大阪府茨木市にアパレルのR&Dセンター、韓国・釜山広域市にシューズのR&Dセンターの建設をそっれぞれ開始した。両R&Dセンターは、同社が掲げる「モノを創る力」の向上に向けたもので、総投資額は約84億円。両センターはいずれも2018年夏から秋に稼働する予定。
アパレルR&Dセンターの敷地面積は約2万2000へいほう、建屋面積約3500平方㍍、延床面積約4400平方㍍(地上2階)。同センターは人工気象室、スポーツパフォーマンス測定機器、グローバル品質管理試験機、降雨実験室、全天候型トラック、最先端設備アトリエ(型紙作成から縫製までのサンプル作成スペース)などを設置する。
シューズR&Dセンターの敷地面積は約1万7000平方㍍、建屋面積約6200平方㍍、延床面積約1万6000平方㍍(地下1階、地上2階)。同センターはデザインスタジオ、リサーチラボ、プロダクトラボの3つの機能を持つ。ランニング、トライアスロン、トレーニング、サッカー、野球などのシューズを開発する。

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JAL インド航空会社とコードシェア,マイレージ提携

JAL インド航空会社とコードシェア,マイレージ提携

日本航空(本社:東京都品川区、以下、JAL)とVISTARA(本社:インド・グルガオン、以下、UK)は、利用顧客の利便性とサービス向上、相互送客による企業価値向上を目的とし、コードシェアを2018年度中に実施し、マイレージ提携については準備が整い次第、2018年度以降に開始する。
今回の提携により、JALが運航する日本-デリー線および日本国内線と、VISTARAが運航するインド国内線での相互のコードシェアおよびマイレージを実施および開始する。これにより、JALのインド国内ネットワークは最大21地点に拡大する。また、ラウンジの相互利用など両社の顧客にとってメリットを最大限に提供できるよう、業務提携について検討していく。
VISTARAはTATAグループとシンガポール航空の合弁会社として2015年1月より運航開始。デリーを拠点にインド国内20地点に週664便を運航している。

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