ロヒンギャ難民61万人がバングラデシュに越境 IOM

ロヒンギャ難民61万人がバングラデシュに越境 IOM

国連の国際移住機関(IOM)は11月7日、ミャンマーのイスラム少数派ロヒンギャの、隣国バングラデシュに逃れた総数が今年8月以降で61万1000人に達したことを明らかにした。ミャンマー西部のラカイン州を中心に約100万人といわれるロヒンギャの約6割がバングラデシュに越境して難民になったことになる。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、バングラデシュの難民支援当局も同国のロヒンギャ難民キャンプをまわり、12万284世帯、51万7643人を確認。子供が難民総数の54%を占めるほか、全世帯の3分の1は厳しい状況に置かれている―としている。