月別アーカイブ: 2017年12月

郵船ロジ タイ・インドネシア向け設備一貫輸送サービス

郵船ロジ タイ・インドネシア向け設備一貫輸送サービス

郵船ロジスティクス(東京都港区)は、タイ・インドネシア向けの設備一貫輸送サービスを11月から販売強化した。
これは、コンテナ船を利用した設備輸送を、工場搬出から現地での据え付け・レベル出し作業までワンストップサービスで提供するもの。今回のパッケージサービスは、設備の大きさや形にかかわらず、コンテナ船で輸送可能な設備が対象になる。

レオパレス21 カンボジアで初の海外自社開発物件

レオパレス21 カンボジアで初の海外自社開発物件

レオパレス21(東京都中野区)は12月21日、カンボジアの首都プノンペンでサービスアパートメント「グランフェルテ プノンペン」をグランドオープンした。これは同社初の海外自社開発物件。所在地は高級住宅街「トゥールコックエリア」で、経済特区まで約16㌔、空港まで約7㌔、ビジネス中心部まで約4㌔と利便性に優れたロケーション、生活環境も整備された立地にある。
建物は地下1階、地上14階で総客室数56室。設備・サービスは家具・家電(テレビ、ソファーセット、ダイニングテーブル・イス、エアコン、冷蔵庫など)の完備はもちろんのこと、24時間セキュリティ、フィットネスジム、多目的ラウンジ、地下パーキング、ルームクリーニング、朝食サービスなど多彩なサービスを日本と同等のクオリティで用意している。

平城宮跡から大規模な”洗い場”の遺構 宴の準備施設跡か

平城宮跡から大規模な”洗い場”の遺構 宴の準備施設跡か

奈良市の平城宮跡で、大規模な”洗い場”の跡とみられる遺構が見つかった。発掘調査を行った奈良文化財研究所によると、「続日本紀」などの古代の歴史書に、この付近で天皇や貴族が盛大な宴を催したとの記述があることから、宴の準備をするための施設だったのではないかとみている。
今回遺構が見つかったのは、平城宮跡の東にある皇太子の宮殿などがあった東院地区で、4㍍四方の巨大な井戸の跡と、井戸の水を流したとみられる幅1㍍ほどの溝の跡が見つかった。溝は井戸から近くにある建物跡に続いていて、周辺からは奈良時代の食器やたらいといった、食事に関連する土器などが数多く見つかった。平城宮跡で洗い場の跡が見つかったのは初めて。

社会保障費1.5%増の32兆9732億円と過去最大に 18年度予算案

社会保障費1.5%増の32兆9732億円と過去最大に 18年度予算案

政府は12月22日、総額97兆7128億円(前年度比0.3%増)の2018年度予算案を閣議決定した。6年連続で過去最大を更新した。高齢化の進行に伴い、増え続ける社会保障費が32兆9732億円と前年度比1.5%増えた結果、歯止めがかからなかった。
社会福祉関連では、政府が掲げる「人づくり革命」関連予算として待機児童解消に向けた保育所などの整備に企業の拠出金も含め1231億円計上した。これにより、8.5万人が新たに保育所などには入れるようになる。

三十三間堂 1001体の千手観音像の修復完了

三十三間堂 1001体の千手観音像の修復完了

40数年にわたって少しずつ進められてきた、京都・三十三間堂(京都市東山区)の国の重要文化財に指定されている1001体の千手観音像の修復が12月22日、すべて終わり、最後の9体が堂内に運び込まれた。
修復では長年にわたり付着したほこりを取り除いたうえ、表面の金箔がはがれるのを防ぐため、にかわを塗るなどの処置が施されたという。その結果、いずれも落ち着いた黄金色の輝きを取り戻した。
千手観音像の修復は、昭和48年度から文化庁の補助金を含め、およそ9億2300万円をかけて毎年少しずつ行われ、45年目の今年ようやく完了したもの。

百十四銀行 東南ア進出支援でクロスコープと業務提携

百十四銀行 東南ア進出支援でクロスコープと業務提携

百十四銀行(本店:香川県高松市)は、顧客企業の東南アジア進出支援を目的として、CROSSCOOP SINGAPORE PTE LTD(以下7、クロスコープ)と業務提携した。
クロスコープはシンガポールをはじめ、グループ全体でベトナム、フィリピン、タイ、インド、インドネシアでレンタルオフィスを展開し、東南アジアで広範な情報ネットワークと進出サポートを実績を持つ。クロスコープとの提携は、同行が四国の金融機関として初。

住友金属鉱山 フィリピンでクロマイト回収事業に参入

住友金属鉱山 フィリピンでクロマイト回収事業に参入

住友金属鉱山(本社:東京都港区)は、子会社のタガニートHPALニッケル社(所在地:フィリピン・ミンダナオ島、以下THPAL)にクロマイトの回収プラントを建設し、2020年より生産を開始する予定。今回の事業化に関する投資額は3100万米㌦の見込みで、製造能力は年間10万5000㌧(クロマイト量)。
同社はニッケル・コバルトのみならず、スカンジウムやクロマイとなどの副産物を効率的に回収することで、同社ののHPAL技術(高圧硫酸浸出法)のコスト競争力を高める。

日本ロジテム ベトナム2都市に旅客自動車運送事業の子会社

日本ロジテム ベトナム2都市に旅客自動車運送事業の子会社

日本ロジテム(東京都港区)はこのほど、ベトナム・ハノイ市およびホーチミン市に、旅客自動車運送事業の強化を目的として新たに子会社2社を設立した。両社とも2018年1月1日から営業開始の予定。資本金はいずれも50万米㌦(約5500万円)。
今後両社は平成6年に合弁で設立した連結子会社LOGITEM VIETNAM CORP.NO.1の旅客自動車運送事業を実質的に承継し、既存得意先との取引を継続するとともに、それぞれの地域特性を踏まえたサービスを展開することにより成長を図っていく。

シーシーエス マレーシアペナン州に実験室開設

シーシーエス マレーシアペナン州に実験室開設

画像処理検査用LED照明メーカーのシーシーエス(本社:京都市上京区、CCS)の連結子会社CCS Asia PTE LTD(本社:シンガポール、以下、CCS Asia)はオフィスを移転・拡張し、12月18日から稼働開始した。また、マレーシアペナン州にテスティングルーム(実験室)を新規開設し、2018年2月をめどに稼働を開始する。
今回のテスティングルーム開設によって、シーシーエスの海外拠点は、これまでの12拠点(ブリュッセル、ボストン、エルパソ、サンノゼ、シンガポール、バンコク、クアラルンプール、上海、深圳、東莞、台北、アニャン)から13拠点となる。

ヤクルト 中国広東省中山市に支店開設 1月から販売開始

ヤクルト 中国広東省中山市に支店開設 1月から販売開始

ヤクルト本社(東京都港区)は、広州ヤクルトより広東省中山市に中山支店を設立し、スーパーマーケット等の店頭で乳酸菌飲料「ヤクルト」および「ヤクルトライト」を販売する。販売開始は2018年1月2日の予定。
今回の中山支店の設立により、広州ヤクルト管轄の販売拠点は8カ所、中国全体の販売拠点は42カ所となる。中山市は広東省中央部珠江(しゅこう)デルタ地域の西部に位置する主要都市で、人口は約312万人。中山支店の2018年度(2018年1~12月)販売計画は1日25.5万本。