月別アーカイブ: 2018年2月

ヤマトアジアとAIG ミャンマー・ヤンゴンで合弁

ヤマトアジアとAIG ミャンマー・ヤンゴンで合弁

ヤマトホールディングス傘下で東南アジア地域統括会社のYAMATO ASIA PTE.LTD.(本社:シンガポール、以下、ヤマトアジア)と、Aye International Group Co.,Ltd.(本社:ヤンゴン、以下、AIG)は、ミャンマーで合弁会社「ヤマトグローバル ロジスティクスミャンマー」を設立した。
合弁新会社の資本金は、50万米㌦で、出資比率はヤマトアジア80%、AIG20%。4月1日から営業開始する予定。これまでのヤマトアジア・ミャンマー支店営業から、今回の現地法人設立によりフォワーディング事業(航空、海上、陸上)、海外引越事業、倉庫事業をより推進、展開する。

空き家の福祉施設転用 規制緩和で後押し 国交省

空き家の福祉施設転用 規制緩和で後押し 国交省

国土交通省は、全国で増え続ける空き家を福祉施設などニーズが高い施設として民間の事業者などが活用しやすくするため、建築基準法を改める方針を決めた。
耐火基準や用途変更の手続きの規制を緩和し、転用を後押しする。通常国会に改正法案を提出する。
全国で空き家は増え、2013年時点で約820万戸に上る。この20年で約1.8倍に増えている。近年も地方はもとより都市部でも増え続け、ごみの不法投棄や火災など防犯・防災面での悪影響が社会問題となっている。

グローバルモビリティ カンボジアに現地法人

グローバルモビリティ カンボジアに現地法人

IoTデバイスとフィンテックサービスのベンチャー、グローバルモビリティサービス(本社:東京都港区、以下、GMS)は、カンボジアに現地法人、Global Mobility Service(Canbodia)Co.,Ltd.(以下、GMSカンボジア)を設立した。
カンボジアで独自のIoT×フィンテックサービスを提供する。GMSカンボジアの所在地はプノンペンで、資本金は20万米㌦。今回の現地法人設立は日本、フィリピンに続く3カ国目となる。

住友電工 ミャンマー配電公社とアルミ配電線の性能実証

住友電工 ミャンマー配電公社とアルミ配電線の性能実証

住友電気工業(本社:大阪市中央区)と、ミャンマーの中低圧電力ケーブル販売代理店、WM Power Co.,Ltd.(以下、WM Power)は、製品の性能試験を実施する。これに向けこのほど、マンダレー配電公社に15KV配電線資材一式を寄贈し、施工に立ち会った。
住友電工は、今後も大幅な伸長が見込まれるミャンマーの電力インフラ市場で事業の拡大を目指す。

東京ガス タイの民間初のガス配給事業会社へ出資

東京ガス タイの民間初のガス配給事業会社へ出資

東京ガス100%出資子会社、東京ガスアジア社は1月31日、三井物産と新たに設立した合弁会社エムアイティージー(以下、MITG)を通じ、タイ国内の工業団地内でガス配給事業を行う事業会社の持株会社、ガルフ・ダブルエイチエー・エムティー天然ガス配給公社(以下、GWHAMT社)の株式30%を取得した。
GWHAMT社は、タイで民間企業のみによる初めてのガス配給事業者となるほか、日本企業としてタイにおける初めてのガス配給事業への参画となる。東京ガスの海外におけるガス配給事業会社への出資は、マレーシア、ベトナム、インドネシアに続き4例目となる。

JICA ネパール・カトマンズ盆地の水道サービス改善を支援

JICA ネパール・カトマンズ盆地の水道サービス改善を支援

国際協力機構(JICA)は2月1日、ネパールの首都カトマンズで同国政府との間で、技術協力プロジェクト「カトマンズ盆地水道公社水道サービス向上プロジェクト」に関する討議議事録に署名した。
この事業は、カトマンズ盆地水道公社による水道事業の運営能力を強化することにより、同盆地内の水道サービスの向上を支援するもの。同事業実施予定期間は、2018年8月~2023年8月の5年間。
カトマンズ盆地では人口270万人に対する給水量が圧倒的に不足しており、推定需要量1日当たり37万立方㍍に対し、実際の給水量は平均で同12.6万立方㍍で、需要量のわずか3分の1に留まっている。

明電マレーシア ジョホール州に新営業所開設

明電マレーシア ジョホール州に新営業所開設

明電舎(本社:東京都品川区)は、マレーシアのジョホール州に、子会社のMEIDEN MALAYSIA SDN.BHD.(以下、明電マレーシア)の営業所を開設し、2月1日より本格的に営業活動を開始した。
これにより、日系企業が集積する同地域で顧客企業のきめ細かな営業サービス提案活動を実現し、変電機器を中心とした設備の新設・保守点検・更新工事の受注獲得を目指す。

地下鉄「わろてんか」のラッピング電車を運行

地下鉄「わろてんか」のラッピング電車を運行

大阪市営地下鉄は、NHKの連続テレビ小説「わろてんか」の放送が終盤に入るのに合わせて、2月2日から堺筋線でラッピング電車の運行を始めた。運行を始めたのは沿線にドラマとゆかりのある場所が点在している堺筋線の「天下茶屋」と乗り入れしている阪急電車の京都線「高槻市」間と、同千里線「北千里」間。
8両編成の電車のうち1両の車体には、ヒロインの北村てんを演じる葵わかなさんはじめ、番組のオープニングに登場する動物や小物などがにぎやかに描かれている。このラッピング電車は番組が終了する3月末まで運行する予定。

民営化地下鉄の新会社社長人事は2月中に決定

民営化地下鉄の新会社社長人事は2月中に決定

大阪市の吉村洋文市長は、4月に民営化する地下鉄の新会社の社長人事について、2月中に決めたいとの考え方を示した。吉村氏は新会社の社長人事ついて「鉄道会社出身の人以外で、役員クラスとして企業を率いた経験があり、人物的にも信頼できる人にやってもらいたい」と語った。
大阪市営地下鉄は4月1日に民営化され、「大阪市高速電気軌道株式会社」が運行することになっている。

森永乳業「ビフィズス菌A1」がアルツハイマー病の発症抑える可能性

森永乳業「ビフィズス菌A1」がアルツハイマー病の発症抑える可能性

森永乳業(本社:東京都港区)は、病態モデル動物を用いた実験で「ビフィズス菌A1」に、アルツハイマー型認知症の発症を抑える可能性があることが分かったと発表した。
東京大学大学院農学生命科学研究科の阿部啓子特任教授、および地方独立行政法人、神奈川県立産業技術総合研究所との共同研究により分かったもの。ビフィズス菌A1を摂取することにより、空間認識力および学習・記憶能力の改善が確認されたとしている。