月別アーカイブ: 2018年3月

「始祖鳥は飛べた」キジやクジャクに近い骨の構造

「始祖鳥は飛べた」キジやクジャクに近い骨の特徴

フランスなどの研究チームによると、約1億5000万年前のジュラ紀に生息していた鳥の遠い祖先の始祖鳥は、自力で羽ばたいて飛べた可能性が高いことが分かった。
始祖鳥は体長約50㌢でドイツで化石が見つかった。恐竜に似て歯を持つが羽毛や翼があり、骨の特徴を現在の鳥など約70種と比べたところキジやクジャクに近く、翼を支える上腕骨などの内部構造を詳しく観察した結果、短い距離を飛ぶ能力があったと判断した。
始祖鳥はこれまで、飛べたかどうか分かっておらず、羽の強度の推定から滑空程度しかできなかったとする見方もあった。

東京メトロ ベトナムで訪日客誘致「ドラえもん」起用

東京メトロ ベトナムで訪日客誘致「ドラえもん」起用

東京メトロ(本社:東京都台東区)は2018年3月から2019年3月まで、ベトナムで訪日時の東京メトロの利用促進を目的とした訪日プロモーション「Let”Tokyo Metro”Lead you across TOKYO」を実施する。
このプロモーションキャラクターには、ベトナムをはじめとしたアジア圏で非常に人気が高く、同社CMでお馴染みの「ドラえもん」を起用する。
ベトナムからの訪日旅行者数は2017年の推計で過去最高の約30万8900人を記録し、東南アジア諸国の中で最も高い水準で推移している。

JICA インドネシアの食料安全保障のための灌漑開発を支援

JICA インドネシアの食料安全保障のための灌漑開発を支援

国際協力機構(JICA)はこのほど、インドネシアの首都ジャカルタで同国政府との間で、開発計画調査型技術協力「食料安全保障のための灌漑開発・管理長期戦略策定プロジェクト」に関する討議議事録に署名した。
この事業は同国政府が目指す食料安全保障の強化に向けて、灌漑開発・管理に関する長期戦略の策定を支援するもの。コメの安定生産には灌漑施設の整備が欠かせないが、同国の灌漑施設は老朽化が進んでおり、近年の降雨パターンや降雨量の変化にも対応できていない。
事業実施予定期間は2018年6月~2020年5月。実施機関は公共事業・国民住宅省水資源総局灌漑・沼沢局。対象地域はインドネシア全土。

タカラベルモント ベトナムプロ向け化粧品No.1企業買収

タカラベルモント ベトナムプロ向け化粧品No.1企業買収

理美容、エステ・ネイルサロンおよび歯科・医療クリニック用業務用設備機器を手掛けるタカラベルモンテは、ベトナム・プロフェッショナル頭髪化粧品製造販売で国内ナンバーワン企業、Ngu A Chau Service Prodction Trading Joint Stock Company(以下、NAC)を買収したと発表した。
NACはホーチミン市に本社を置く、100%ベトナム資本の会社で、「KANAC」を主とするプロフェッショナル向けのブランド。
ホーチミン市のホテル・ニッコー・サイゴンで3月12日、ベトナムの政府要人や在ホーチミン日本国河上総領事など、日越両国の政・財界の要人、NACの代理店、重要顧客など総勢200余名を招き式典および懇親会が行われた。

パナソニック 中国リチウムイオン電池工場が量産出荷開始

パナソニック 中国リチウムイオン電池工場が量産出荷開始

パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、中国遼寧省大連市の車載用角形リチウムイオン電池工場で量産出荷を開始した。
同工場は、需要拡大が見込まれる車載用リチウムイオン電池の中でも高出力高容量で安全性の高い角形電池を、北米市場並びに中国市場へ向け出荷を開始し、その後、供給先を増やしハイブリッド車(HV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、電気自動車(EV)など環境対応車の更なる普及に貢献する。従業員数は約500人。同工場は中国における同社初の車載用角形リチウムイオン電池の生産拠点となる。

大阪府 指導に応じない無届けホーム公表へ

大阪府 指導に応じない無届け老人ホーム公表へ

大阪府は府内の有料老人ホームを対象に防火対策や避難訓練の計画などを添えて自治体への届け出を行うよう促すとともに、届け出に応じない場合には施設名などを公表する。これは、共同住宅の火災で高齢者がなくなるケースが相次いでいるため。
大阪府によると、府内には届け出をしていない有料老人ホームが100余りあり、行政からの指導にもかかわらず、届け出に応じない場合は3月下旬以降、ホームページで施設名、住所、電話番号などを公表していくとしている。

アサヒカルピス 飼料事業拡大に向けタイ支店が業務開始

アサヒカルピス 飼料事業拡大に向けタイ支店が業務開始

アサヒカルピスウェルネス(本社:東京都渋谷区)は、タイおよびその周辺国における「カルスポリン」を中心とした飼料事業拡大に向け、タイのバンコクに支店を開設、3月16日(金)から業務を開始する。
タイ支店にはラボを設置し、家畜の腸内フローラ分析や検査などの現地ラボサービスによる提案型営業機能を強化することにより、売上拡大と新規顧客の獲得を目指す。
カルスポリンはアサヒグループの長年の研究により発見された枯草菌(バチルスサブチルスC-3102株)を有効成分とする、微生物由来の飼料用生菌剤(プロバイオティクス)。現在、日本、米国など18カ国で販売、全世界の鶏肉生産の10%に使用されており、2017年の売上高は前年比5%伸長している。

ホンダ 八千代工業の四輪完成車生産事業会社を完全子会社化

ホンダ 八千代工業の四輪完成車生産事業会社を完全子会社化

ホンダは4月2日に、八千代工業(以下、ヤチヨ)から四輪完成車生産事業を行う子会社の全株式を譲り受け、完全子会社化する。これに伴い、商号を変更し、「ホンダオートボディ」(所在地:三重県四日市市、従業員約590人)とする。このほか、ヤチヨが蓄積してきた技術や人材を活かしながら、最適な少量生産体制を進化させ、一層の効率化を図る。

阪急不動産 タイの分譲マンション第3号プロジェクトに参画

阪急不動産 タイの分譲マンション第3号プロジェクトに参画

阪急不動産(本社:大阪市北区)は、タイの分譲マンション事業の第3号案件となる「(仮称)エカマイ プロジェクト」に、タイの不動産デベロッパー、セナ・デベロップメント(本社:バンコク、以下、セナ社)と共同で着手する。
エカマイプロジェクトは約870戸の分譲マンションで、最寄り駅のエカマイ駅からバンコクの中心地、アソーク駅まで直通で3駅(約5分)と交通アクセスに恵まれている。また、物件が面するエカマイ通りや、近くのトンロー通りには商業施設や病院などが揃っており、利便性の高いエリアとなっている。

イオンモール ハノイでベトナム5号店の起工式

イオンモール ハノイでベトナム5号店の起工式

イオンモール(本社:千葉市美浜区)は3月11日、ベトナム・ハノイ市Ha Dong(ハドン)区で開発中のショッピングモール「イオンモールHa Dong」の起工式を行い、2019年度の開店に向け本格的な建築工事に着手した。
同モールはイオングループのベトナム5号店、ハノイ市では2号店となる。ハドン区はハノイ市西部に位置し、ベトナム初のBRT(バス高速輸送システム)や都市鉄道など新たな公共交通網の整備が進み、ハノイでも人口増加の著しい地区。
同モールは鉄筋コンクリート造、地下1階、地上3階(一部4階)。イオンGMS(総合スーパー)を核店舗として、約200の専門店店舗を揃える予定。