認可外保育の無償化の対象絞る方針 政府
2020年度に本格実施する幼児教育・保育の無償化について、政府は認可外保育園の無償対象を、市区町村が保育の必要性があると認定した家庭にのみ絞り込む方針を固めた。
認可外保育園は、増加している企業主導型保育所や、夜間も預かる「ベビーホテル」など施設やサービス内容が多様だ。幼稚園が時間外に預かる「預かり保育」もあり、無償化対象の線引きを1月に立ち上げた有識者会議が議論しているもの。
JFEスチールなど5社合弁のミャンマーの鋼板工場で鍬入れ式
JFEスチールなど5社が出資するミャンマーの建材向け溶融亜鉛めっき・カラー鋼板工場「JFEメランティ ミャンマー」(以下、JMM社)の建設予定地で3月1日、鍬入れ式が執り行われた。
ミャンマー・ヤンゴン南部ティラワ工業団地内で行われた鍬入れ式にはJFEスチールの柿木厚司社長とJMM社のセバスチャンCEOはじめ、ミャンマー政府からヘンリーバンティオ副大統領など関係者、また樋口建史在ミャンマー大使や藤原豊経済産業省大臣官房審議官など約250名が参加し、工事の安全とプロジェクトの成功を祈願した。
JFEスチール、JFE商事、伊藤忠丸紅鉄鋼、阪和興業およびメランティスチール(所在地:シンガポール)の5社合弁によるJMM社の鋼板工場は2020年中の稼働を予定している。設備概要は溶融亜鉛めっきライン1基(年間生産能力18万㌧)、カラーライン1基(同10万㌧)。
五洋建設 シンガポールで423億円の大型港湾土木工事を受注
五洋建設(本社:東京都文京区)はこのほど、シンガポール海事港湾庁からチュアスターミナル第二期埋立工事をHyndai Engineering&Constrction Co.,Ltd.(韓国)およびBoskalis International B.V.(オランダ)と共同で受注した。
受注金額はJVで総額約1210億円、工期は約108カ月で2027年3月末に竣工予定。五洋建設の受注金額は約423億円。
同工事は岸壁延長8.6㌔㍍、埋立による土地造成面積387㌶。将来のコンテナ船の大型化に備えた岸壁前面推進-23㍍を誇る大水深大規模コンテナターミナルを建設するもの。