日・マレーシア「防衛装備品・技術移転協定」に署名
マレーシアの首都クアラルンプールで4月18日、宮川眞喜雄駐マレーシア大使と、マレーシアのアブドゥル・ラヒム国防次官との間で、「防衛装備品および技術の移転に関する日本国政府とマレーシア政府との間の協定」の署名が行われた。
この協定は日・マレーシア両政府間で、国際平和および安全に寄与するための事業等の実施のため移転される防衛装備品および技術の取り扱いに関する法的枠組みを設定するもの。
MHPS インドネシアの工場向けに蒸気タービン発電設備受注
三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、インドネシアの紙・パルプ製造大手APRILグループ傘下の会社が同国のスマトラ島で運営する紙・パルプ工場向けに、蒸気タービン発電設備を受注した。
出力は9万7000KWで、自家発電電力に加え紙・パルプ製造プロセスに発生蒸気の一部を供給するもの。三菱商事を通じて納入し、2019年の運転開始を予定。この紙・パルプ工場はリアウ州ケンリチ工場。
発電設備はボイラー、背圧タービン、発電機などを中心に構成される。MHPSの供給範囲は蒸気タービンおよび発電機の主機、オイルユニット、計装制御関連機器などで、そのほか技術者を派遣して危機据え付け・試運転の指導を手掛ける。
ヤマハ インドネシアで125ccスクーター「LEXi」を発売
ヤマハ発動機は、インドネシアのスクーター市場で拡大するプレミアムクラスに向けて、125cc新型スクーター「LEXi」「LEXi-S」を4月から新発売した。
LEXiは、”ハイバリュー”ユーティリティコミューターをコンセプトに開発、欧州スクーターを連想させるステイタス感漂うスタイル、ワンランク上の高級感を感じさせるボディサイズなどが特徴。LEXi-Sは、スマートキーとサブタンク付リアサスペンションを装備した上級モデル。生産はインドネシアのグループ会社、PT.Yamaha Indonesia Motor Manufacturing(略称:YIMM)が担う。
メーカー希望販売価格はジャカルタ店頭で、LEXiが1995万ルピア、LEXi-Sが2280万ルピア。初年度販売計画はそれぞれ15万台。
要支援の訪問・通所介護から撤退事業者676カ所
厚生労働省の調査・集計によると、従来の予防給付から「新しい総合事業」へ移行する経過期間が終わるタイミングで、要支援者に対する訪問介護や通所介護から撤退する事業者が、全国の市町村で676カ所に上ることが分かった。
事業者が撤退したことで、必要なサービスを提供していくために、関係者間で改めて調整しなければいけなくなった利用者は83市町村の610人だったという。このうち607人はすでに調整が済んでいるという。
これは猶予期間として認められていた「みなし指定」の有効期間が、昨年度末で原則として終了したため。今年度も引き続き運営していくためには、既定のプロセスに沿った指定の更新手続きを改めて行わなければならない。厳しい経営環境や担い手不足の深刻化を見越して、多くの事業者が撤退してしまったというわけだ。
平均寿命 全国最短は大阪・西成区の男性73.5歳、女性84.4歳
厚生労働省の全国の市区町村別の平均寿命調査によると、近畿エリアで男性では滋賀県草津市や大阪府吹田市などがベスト10に入った。一方、全国で最も短かったのは、男女ともに大阪市西成区だった。
ベスト10内で男性は、草津市が82.6歳で全国5位、吹田市が82.6歳で同6位、大阪府箕面市が82.5歳で同7位、奈良県生駒市が82.4歳で同9位だった。女性はベスト10に入る自治体はなかったものの、箕面市が88.2歳、京都市山科区と左京区が88.1歳だった。一方、全国で最も短かったのは西成区で男性が73.5歳、女性が84.4歳。
全国で最も長かったのは男性が横浜市青葉区で83.3歳、女性が沖縄県北中城村で89.0歳だった。
平成27年の国勢調査のデータをもとに厚生労働省がまとめたもの。
「丸亀製麺」シンガポールに初出店 トリドールHD
讃岐うどん専門店「丸亀製麺」等を世界で展開する外食チェーン大手トリドールホールディングス(本社:神戸市中央区)は4月18日、東南アジアのハブ、シンガポールで初の店舗「丸亀製麺シンガポールイオン店」をグランドオープンした。2021年3月末までに10店舗展開を目指す。
立地は、ビジネス客や観光客でにぎわうシンガポール中心部の繁華街オーチャードの商業施設内。日本国内と同様に本格的な味わいが楽しめる讃岐うどんに加え、現地の方々が食べやすいローカライズしたうどんも用意する。価格面ではあくまでも日常的な食事の選択肢となるよう、現地のファーストフードと同等の価格帯で設定している。