月別アーカイブ: 2018年5月

外国人向け交通カードの29年度販売実績3倍増に

外国人向け交通カードの29年度販売実績3倍増に

関西の外国人向け交通カード「KANSAI ONE PASS」の平成29年度の販売実績が18万1000枚となり、前年度の約3倍に増えた。
利用実績が大幅に増えたのは、販売価格を引き下げたことや、個人旅行の外国人が増えたためとみられる。また利用者のデータから、約3割が前年度も利用したリピーターとみられ、鉄道各社は引き続き外国人へのPRに力を入れるとしている。
KANSAI ONE PASSは、外国人旅行者の利便性を高めようとJR西日本と関西の私鉄、地下鉄、経済団体などが連携して、平成28年度に導入した。外国人旅行者が移動の際、関西の私鉄やバスをカード1枚でチャージしながら利用できる。

シャープ 外国人技能実習生受け入れ企業向けスマホレンタル開始

シャープ 外国人技能実習生受け入れ企業向けスマホレンタル開始

シャープは6月下旬から、外国人技能実習生を受け入れる企業向けのスマートフォンレンタルサービス「J-STAY」を開始する。レンタル期間は3年間。中国語(簡体字)、ベトナム語、インドネシア語、タガログ語、タイ語、ポルトガル語、英語、日本語の8カ国語に対応する。
J-STAYは、同社のスマートフォン「AGUOS」とデータ通信用のSIMカードをセットでレンタルするサービス。受け入れ企業は、それらを実習生に貸与することで、日本での生活サポートや実習生との業務連絡、e-ラーニングによる学習支援などにも活用できる。レンタル料金は月額3150~3480円。

あしたのチーム 香港に4つ目の現地法人設立

あしたのチーム 香港に4つ目の現地法人設立

人事評価クラウドで中小企業の働き方改革をサポートする、あしたのチーム(本社:東京都中央区)はこのほど、香港に同社4つ目の海外法人となる現地法人を設立した。
香港現地法人「明日之團香港有限公司」の資本金は400万香港ドル。同社はすでに海外10カ国・地域(台湾、シンガポール、中国<上海・香港>、タイ、フィリピン、ミャンマー、マレーシア、インド、ベトナム、インドネシア)でサービスを展開している。

ヤマトHD 小口保冷配送サービスで国際認証取得

ヤマトHD 小口保冷配送サービスで国際認証取得

ヤマトアジアとSCGセメントビルディングマテリアル社との合弁会社SCG Yamato Express Co.,Ltd.(本社:タイ・バンコク、以下、SCG Yamato)が、小口保冷配送サービスに関する国際規格PAS1018:2017の認証を取得したと発表した。
今回の認証取得を機に、アジアを中心とした各国の物流事業者に対し、認証取得に向けた働きかけを行うことで、各国の小口保冷配送サービス市場の健全な成長に貢献していく。

大塚製薬 シンガポールに医薬品販売の新会社

大塚製薬 シンガポールに医薬品販売の新会社

大塚製薬(本社:東京都千代田区)は、シンガポールで医薬品販売のための現地法人「大塚製薬(シンガポール)」(以下、大塚シンガポール)を設立した。新会社の資本金は125万シンガポールドル(約1億円)。
マレーシア、カンボジア、ミャンマーの周辺諸国を含めた代理店事業を統括することにより、さらなる地域に根差した医療と、産業発展への貢献と事業価値の最大化を目指す。

プラップジャパン シンガポールに子会社設立

プラップジャパン シンガポールに子会社設立

企業の広報活動の支援・コンサルティング業務を中心としたPR事業を手掛けるプラップジャパン(東京都港区)は、東南アジア諸国におけるPR事業拡大のため、その拠点となるシンガポールに海外子会社を設立する。
設立時期は6月の予定で、資本金は25万シンガポールドル(約2050万円)で、同社が全額出資する。新会社の社名は「PRAP Singapore Pte.Ltd.(仮称)」。

三井物産子会社が420億円投じ米でサ高住取得で合意

三井物産子会社が420億円投じ米でサ高住取得で合意

三井物産(本社:東京都千代田区)の100%連結子会社MBK Real Estate LLC(以下、MRE社)は、West Living LLC(本社:米国カリフォルニア州カールスバット市)からサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)を取得することで合意した。
対象はカリフォルニア州・ワシントン州・アリゾナ州、にある計9物件・約1200室で、取得価格は3億8200万米ドル(約420億円)。物件の引き渡しは2018年6月下旬を予定。
これによるMRE社の年間運用収益は2100万米ドル(総計、取得後12カ月予想)の見込み。

神戸で楠木正成しのぶ5年ぶり武者行列

神戸で楠木正成しのぶ5年ぶり武者行列

南北朝時代の名将、楠木正成をしのぶ武者行列が5月26日、ゆかりの深い神戸市で5年ぶりに行われた。この武者行列は、神戸の「湊川の合戦」で南朝方の武将として足利尊氏率いる北朝軍と戦い、自刃した楠木正成をまつる湊川神社の行事「楠公祭」に合わせて、5年ごとに行われているもの。
楠公祭は、本殿で神事が行われた後、午前10時に豪華(?)な金の飾りを付けたかぶとやよろいで身を包んだ、楠木正成はじめ騎馬武者などに扮した地域の人たちが、神社を出発し街を練り歩いた。全長約1㌔㍍に及んだ行列には約700人と馬約30頭が参加した。沿道には多くの見物客が訪れ、その勇姿をカメラに収めていた。
正成は、本拠とした大阪・千早赤阪村に鎌倉幕府軍を迎え撃った戦いで、地理を熟知した知略・奇襲戦法で幕府軍を翻弄し、北条執権家の弱体化を世間に印象付けた。

イオン 5/30プノンペン北部にカンボジア2号店開業

イオン 5/30プノンペン北部にカンボジア2号店開業

イオンおよびイオンモールは、5月30日にカンボジア2号店目となるしょっぴんぐ「イオン セン ソック シティ」をオープンする。同モールはプノンペン中心部の北部、LYPグループが総合開発を進めている「Pong Peay City」内に位置している。6月20日にオープンセレモニーが開催される。
同モールは総合スーパーを核店舗に専門店209店舗が出店。敷地面積約10万平方㍍、延床面積約18万平方㍍。RC造地上4階、立体駐車場S造地上6階、駐車台数約2300台、駐輪台数約3000台。
エリア内では住宅、結婚式場、商業施設等の建設と計画が進捗しており、中長期的に集客が期待できる立地環境にある。

三井住友海上火災が中国生保に出資へ

三井住友海上火災が中国生保に出資へ

三井住友海上火災保険は5月23日、中国の大手銀行で交通銀行傘下の生命保険会社、交銀康連人寿保険に出資すると発表した。出資額は43.25億人民元(約747億円)で、発効済み株式の37.5%を取得する。2018年中にも取得する。
今後の拡大が見込まれる中国の生保市場に参入する。