月別アーカイブ: 2018年7月

日通ロジタイ アマタシティチョンブリに新センター竣工

日通ロジタイ アマタシティチョンブリに新センター竣工

日本通運の現地法人、日通ロジスティクスタイランド(以下、日通ロジタイ)は、かねてより建設中だった多機能ロジスティクス倉庫「アマタシティチョンブリロジスティクスセンター」を竣工し、7月17日に開所式を執り行った。同センターの設立により、日通ロジタイも国内拠点は12拠点となった。
同センターが入居する、タイ最大の規模を誇るアマタシティチョンブリ工業団地には現在700社以上の企業が進出しており、そのうち日系企業が7割を占め、主に自動車関連産業が集積している。
なお、同センターの開所式には在タイ日本大使館の関口昇経済公使、バンコク日本人商工会議所の井上毅専務理事、タイ政府から東部経済回廊事務局のタッサニー副局長、顧客・パートナー企業などを招待し、総勢約230名が出席した。

横河電機 インドの上下水道中央管理システム受注

横河電機 インドの上下水道中央管理システム受注

横河電機(本社:東京都武蔵野市)の子会社ヨコガワ・インディア(本社:インド・バンガロール)は、ラージャスターン州政府所有のIT会社、ラジコンプ・インフォ・サービスから、州都ジャイプールに設置する上下水道情報中央管理システムを受注したと発表した。
数百万米ドルに相当するこのプロジェクトは、インド政府が掲げるスマートシティ構想の一環。システム設置、コミッショニング(調整)は2018年11月に完了し、その後ヨコガワ・インディアは5年間にわたり、オンサイトでの24時間体制の施設管理サービスを提供する。
今回のプロジェクトは州全体の上水道網と、産業・公共用廃水処理システムの両方を監視する集中システムを確立し、資源活用の最適化とサービスの改善を図ることを目的としている。

大日本塗料 中国浙江省嘉興市に子会社設立

大日本塗料 中国浙江省嘉興市に子会社設立

大日本塗料(本社:大阪市北区)は7月27日、中国浙江省嘉興市に全額出資の新会社(新工場)を設立すると発表した。溶剤系、水系塗料および粉体塗料の製造・販売拠点を確保することにより、さらなる事業拡大を図る。
新会社「迪恩特塗料(浙江)有限公司」の資本金は1200万米ドル(約14億円)で、2019年10月稼働開始の予定。

エーザイ アルツハイマー病協会国際会議で臨床結果発表

エーザイ アルツハイマー病協会国際会議で臨床結果発表

エーザイ(本社:東京都文京区)とバイオジェン・インク(本社:米国マサチューセッツ州ケンブリッジ)はこのほど、抗アミロイドβ(Aβ)プロとフィブリル抗体BAN2401の早期アルツハイマー病856人を対象とした、臨床第Ⅱ相試験(201試験)の詳細結果について、米国イリノイ州シカゴで開催されたアルツハイマー病協会国際会議のセッション「治療薬開発の最新動向」で口頭発表した。

パナソニック インドで住宅部材事業を本格展開へ

パナソニック インドで住宅部材事業を本格展開へ

パナソニックは10月から、インド市場でシステムキッチンなどの販売を開始し、住宅部材事業を本格展開する。また、インド大手ディベロッパー、ブリゲイド社(本社:インド・バンガロール)と協力して、10月にパナソニック製品・システムで新たな暮らしを提案するモデルハウスをインド・バンガロールに開設する。モデルハウスの展示スペースは約550平方㍍。
住宅部材事業で順次、扱いアイテムを拡充販売し、2025年度の事業売上高100億円を目指す。

東海東京FH ベトナムのバオべト証券へ出資

東海東京FH ベトナムのバオべト証券へ出資

東海東京フィナンシャル・ホールディングス(本店所在地:東京都中央区)はこのほど、業務提携先のベトナムのバオべト証券へ出資した。
発行済み株式の約2.77%にあたる200万株をセカンダリーマーケットを通じて取得した。取得金額は約400億ベトナムドン(約2億円)。
バオべト証券(本店所在地:ベトナム・ハノイ市)は、ベトナムで最初に設立された証券会社3社の一角。

中外製薬 シンガポールの研究子会社の事業拡張

中外製薬 シンガポールの研究子会社の事業拡張

中外製薬(本社:東京都中央区)は、シンガポールの研究子会社Chugai Pharmabody Research Pte.Ltd.(以下、CPR)の事業を拡張する。
中外製薬グループの創薬力のさらなる向上を目的としてCPRの活動期間を5年間延長し、2022年から2026年までに総額2億8200万シンガポールドルの投資を実施する。
CPRは2012年に設立。当初2016年までの5年間の活動を予定していたが、その後活動期間を5年間延長し、2012年から2021年までの10年間で4億7600万シンガポールドルの投資を予定していた。

JICA ラオスの水害被害で緊急援助物資供与

JICA ラオスの水害被害で緊急援助物資供与

ラオス南部アタプー県で7月23日夜、大雨の影響で建設中のダムの一部が決壊し、甚大な被害が発生した。同国政府からの支援要請を受けて、国際協力機構(JICA)は緊急援助物資を供与することを決めた。JICAのシンガポール倉庫からテント、毛布、浄水器、凝集剤を至近便で同国の首都ビエンチャンへ輸送する。
ラオス首相府の発表によると、7月25日現在、今回の水害で死者26人、行方不明者131人、避難者約6600人、被災家屋約1300戸となっている。

大阪・造幣局で東京五輪記念貨幣の打ち初め式

大阪・造幣局で東京五輪記念貨幣の打ち初め式

大阪・造幣局(大阪市北区)で7月27日、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの記念貨幣の第一弾として発行される1万円の金貨などの打ち初め式が行われた。
政府は東京オリンピック・パラリンピックの直前までに、4回に分けて37種類の記念貨幣を発行することにしていて、今回は額面が1万円の金貨や1000円の銀貨など5種類を製造、11月ごろに発行する予定。
額面が1万円の金貨は表面に流鏑馬(やぶさめ)と「心技体」の文字が刻まれ、裏面には東京オリンピックのエンブレムがあしらわれ、販売価格は12万円、1000円の銀貨の販売価格は9500円。

積水ハウス「男性社員1カ月以上の育児休業完全取得」宣言

積水ハウス「男性社員1カ月以上の育児休業完全取得」宣言

積水ハウス(本社:大阪市北区)は7月26日、子育てを応援する社会を先導する「キッズ・ファースト企業」として、「男性社員1カ月以上の育児休業完全取得」を宣言し、2018年9月1日から推進すると発表した。
3歳未満の子どもを持つ男性社員全員が子どもの誕生から3歳に達する日までに1カ月以上の育児休業を取得し、最初の1カ月は有給とする。分割での取得も可能とし、業務との調整が図りやすい制度となっている。進捗率も毎年開示する。