月別アーカイブ: 2018年7月

17年の日本人の平均寿命 男女とも過去最高

17年の日本人の平均寿命 男女とも過去最高

厚生労働省の調査によると、2017年の日本人の平均寿命は男性81.09歳、女性87.26歳で、いずれも過去最高を更新したことが分かった。
前年からの延びは男性0.11歳、女性0.13歳で、男性は初めて81歳を超えた。過去最高の更新は男性が6年連続、女性は5年連続。
主な国・地域との比較では、女性は香港に次ぐ2位、男性は香港、スイスに次いで3位。前年は男女とも2位だった。

カジノ・統合型リゾート実施法成立 準備本格化

カジノ・統合型リゾート実施法成立 準備本格化

カジノを含む統合型(IR)実施法が7月20日、参院本会議で自民、公明両党と日本維新の会などの賛成多数で可決、成立した。これを受け政府は今後、開設に向けた準備をいよいよ本格化させる。
2019年の夏から秋ごろに監督機関のカジノ監理委員会を設けるほか、IR設置箇所を選ぶ際の基準となる基本方針を策定する。手続きが順調に進めば、日本初となるカジノの開業時期は早ければ2020年代半ばになる見通し。
政府はIRを観光立国および観光先進国の実現の切り札と位置付けており、作業を加速させる。

SOMPO「認知症サポートプログラム」を展開へ

SOMPO「認知症サポートプログラム」を展開へ

SOMPOホールディングス(本店:東京都新宿区)は、認知症に関する社会的課題に注目し、「認知症にならない・なってもその人らしく生きられる社会」を目指す「SOMPO認知症サポートプログラム」を新たに展開する。
その第一弾として、10月から同社のグループ会社を通じ、認知機能の低下の予防を目的とした認知症サポート「SOMPO笑顔倶楽部」とMCI(軽度認知障害)の段階で保険金を支払う「リンククロス笑顔をまもる認知症保険」の提供を開始する。
MCIと認知症高齢者の国内における総数は2012年に約862万人と推計されている。そして、2025年には約1300万人に達すると予測されている。

西鉄 ベトナム・ロンアン省の約165haの大規模プロジェクト始動

西鉄 ベトナム・ロンアン省の約165haの大規模プロジェクト始動

西日本鉄道(本社:福岡市中央区)は、ベトナム・ロンアン省ベンルックで、ベトナム南部の大手住宅デベロッパー、ナムロン インベストメント コーポレーション(本社:ホーチミン市、以下、ナムロン)との共同分譲住宅事業「WATERPOINT(ウォーターポイント)プロジェクト」に着手すると発表した。
このプロジェクトはホーチミン市から車で約45分の距離に位置する人口約150万人の都市、ロンアン省で3000区画超の戸建住宅を中心に、約165haにわたる大規模住宅開発案件。敷地内には学校や病院、バス停などの共用施設のほか、スーパーマーケットなど暮らしを支える商業施設も配置される予定。
総事業費は約316億円で、総区画数3000超を全4期に分けて開発し、2023年を目途に全区画の引渡し完了を目指す。第一期は2019年から着工し、550区画を販売する予定。平均販売価格は約1030万円。

積水化学 タイで戸建分譲事業 第一弾販売予定地決定

積水化学 タイで戸建分譲事業 第一弾販売予定地決定

積水化学工業住宅カンパニーは、タイの大手デベロッパーの一つ、Property Perfect Public Company Limited(プロパティ・パーフェクト、以下、PF社)と合弁会社「PF-Sekisui JV Co.,Ltd.」を設立。戸建分譲事業の第一弾として、PF社所有の分譲地内ラムカムヘンなど4件、合わせて74区画の分譲住宅販売予定地を決めた。
合弁新会社の本社所在地はタイ・バンコクで、資本金は2億タイバーツ約6億9000万円)で、出資比率は積水化学49%、PF社51%。第一弾の販売開始時期は2019年3月の予定。74区画の売上総額は76億円の戸建分譲を計画している。

三菱地所 台湾に現地法人設立 8月から営業開始

三菱地所 台湾に現地法人設立 8月から営業開始

三菱地所(本店:東京都千代田区)は7月17日、台湾に現地法人「台彎三菱地所股份有限公司」を設立、8月1日から営業を開始すると発表した。
新法人の資本金は500万元で、三菱地所が全額出資した。人員は4名。
今回の現地法人設立により、三菱地所グループとして推進している「台北南山広場プロジェクト」はじめとする既存案件を加速するとともに、グループの総合力を活かした一層の事業拡大を目指す。

ヒューマンHD 中国のCLPS社とフィンテック人材育成で協業

ヒューマンHD 中国のCLPS社とフィンテック人材育成で協業

ヒューマンホールディングス(本社:東京都新宿区)と、CLPS Incorporation(本社:中国・上海市、以下、CLPS)は、日本で不足するフィンテックエンジニアを育成し、国内企業に派遣する事業に連携して取り組むため覚書を締結した。
金融ITサービスをグローバルに展開するCLPSがフィンテックエンジニアを育成し、ヒューマングループが日本語によるコミュニケーション力を養成した後、国内企業に派遣する。

中部電力 電柱利用し「みまもりポール」サービス提供

中部電力 電柱利用し「みまもりポール」サービス提供

中部電力(本店:名古屋市東区)は、愛知県、岐阜県(一部を除く)、三重県(一部を除く)で顧客による街頭防犯や敷地内監視に、同社が所有する電柱を利用したサービス「mimamori-pole(みまもりポール)」を提供すると発表した。
みまもりポールは、同社が所有する電柱に設置したカメラで録画や監視などを行うサービスの総称。街頭防犯サービスは7月19日から受付開始、自治会、商店街、自治体の利用を想定。敷地内監視サービスは今年秋ごろから受付開始の予定。

滋賀・高島市 2世紀にわたり築かれた異例の古墳群と確認

滋賀・高島市 2世紀にわたり築かれた異例の古墳群と確認

滋賀県高島市教育委員会の発掘調査によると、同市で見つかった古墳群が5世紀の終わりごろから、およそ180年間にわたって次々と築かれた、全国的にも珍しいものであることが分かった。
2017年3月から2018年7月にかけて行われた発掘調査で、同市新旭町にある「南畑古墳群」からは、本格的な石室がある円墳と呼ばれる丸い形の古墳や、土を盛っただけの古墳など様々な様式の古墳10基が新たに確認され、出土した須恵器などから6世紀から7世紀初めごろに築かれたものと分かったという。
すぐ近くにある「下平古墳群」では5世紀の終わりごろの古墳が見つかっており、この地域では5世紀の終わりから7世紀の初めごろまで、およそ180年間にわたって次々と古墳が築かれていたとみられるという。これだけ長期間、古墳が同じ地域に築かれるケースは全国的にも珍しいという。
同市教委では「この地域には当時安定的な権力を持った豪族がいたのではないか。この地域で生まれたとされる継体天皇との関わりなどの調査を進めたい」としている。

中国電力とビーサイズ AI・IoT活用の見守りサービス

中国電力とビーサイズ AI・IoT活用の見守りサービス

中国電力(本社:広島市中区)およびビーザイズ(本社:横浜市港北区)は7月18日から、AI・IoTを活用した見守りサービス「どこじゃーここっちゃ ここにおるよ GPS BoT」の提供を開始する。
このサービスは専用のIoT端末とスマートフォンのアプリケーションにより、離れた場所からでも正確かつリアルタイムに子どもを守ることができる。具体的にはIoT技術を活用してIoT端末が携帯電話回線に自動接続することで、位置情報や移動履歴をスマートフォンで確認できるとともに、AIが学校や塾など子どものよく行く場所を自動的に学習することで、登下校や帰宅のタイミングを自動でスマートフォンに知らせる。