月別アーカイブ: 2018年8月

ブティックス 介護事業で中国・杭州市で3社合弁事業

ブティックス 介護事業で中国・杭州市で3社合弁事業

介護事業の事業者・関連サプライヤー・高齢者をマッチングするプラットフォームの提供を中核事業とするブティックス(本社:東京都品川区)は8月24日、中国の万芳(杭州)科技有限公司(以下、万芳)並びに宁波叶国際貿易有限公司(以下、叶同仁)等との共同出資により、中国で合弁会社を設立すると発表した。
新会社「方布健康科技有限公司」(所在地:中国・杭州市)の資本金は1000万人民元(約1億7000万円)で、出資比率は万芳40%、ブティックス25%、叶同仁15%。中国における看護関連商材等のウェブとリアルによるBtoB並びにBtoC販売事業、中国におけるOEM等を通じた独自ブランドによる製造販売事業を手掛ける。
高齢化の進行に伴い、日本とはケタ違いの介護用品・サービスの拡大が予想される中国市場における介護関連商材の販売・普及を目的として、アジアを中心とした海外市場で今後、積極的に展開していく。

H2O 阪急百貨店の海外初店舗「寧波阪急」の開業1年延期

H2O 阪急百貨店の海外初店舗「寧波阪急」の開業1年延期

エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは8月24日、中国・寧波市に建設を進めている初の海外直営店「寧波阪急(仮称)」の開業時期を、1年延期して2019年秋とすると発表した。
百貨店開業にあたっての行政に対する許認可手続きが想定以上に複雑なことや、隣接する地下鉄の工事現場で地下水が湧水するなど、同百貨店と直結する部分の工事を慎重に進める必要があると判断したため。
同百貨店の建物は地下1階~地上6階建ての約17万平方㍍。2015年8月に着工し、外観はほぼ完成しているという。

西川ゴム工業 中国湖北省武漢市郊外で子会社設立

西川ゴム工業 中国湖北省武漢市郊外で子会社設立

西川ゴム工業(本社:広島市)は8月24日、中国における自動車市場の拡大に伴い主要な顧客ニーズに応えるため、湖北省武漢市郊外に子会社を設立、生産拠点を設置すると発表した。
子会社の資本金は900万米ドル(予定)で、同社が全額出資する。12月に設立する予定。自動車用ゴム・樹脂製品の製造化工および販売を手掛ける。

三井化学 シンガポールの高性能エラストマーの生産能力増強

三井化学 シンガポールの高性能エラストマーの生産能力増強

三井化学(本社:東京都港区)は8月24日、シンガポールの100%子会社Mitsui Elastomers Singapore Pte Ltd(本社:シンガポール、以下、MELS)の高性能エラストマー「タフマー」の生産能力を増強すると発表した。能力増強により、生産能力は現行の年間20万㌧から同22万5000㌧へ引き上げられる。
タフマーは世界トップシェアを有する樹脂改質剤や軟質成形材料。とくに自動車材は自動車生産台数の堅調な伸びと、環境規制強化による軽量化ニーズの高まりにより、さらなる拡大が見込まれる。

セブン‐イレブンJ ベトナム大学生のインターンシップ開始

セブン‐イレブンJ ベトナム大学生のインターンシップ開始

セブン‐イレブン・ジャパンは8月23日、 7月30日からベトナムのホーチミン市工業大学(3名)とドン ア大学(3名)からインターンシップの受け入れを開始したと発表した。期間は2018年7月30~2019年6月28日の予定。
この取り組みは2017年9月、ベトナム主要大学6校との間で締結した「国際協力に係る覚書」に基づき、セブン‐イレブンの経営を学ぶことで、ベトナムの学生を将来社会で活躍できる人材として育成することを目的として行うもの。
締結大学は既述の2校のほか、ハノイ国家大学外国語大学、国家大学ホーチミン市人文社会科学大学、ハノイ大学、貿易大学の4校。

西鉄参画のベトナム大規模都市開発事業にJOINの支援決定

西鉄参画のベトナム大規模都市開発事業にJOINの支援決定

西日本鉄道(本社:福岡市中央区)は8月24日、出資参画するベトナムでの大規模都市開発事業「ウォーターポイントプロジェクト」に対し、海外交通・都市開発事業支援機構(以下、JOIN)の支援を受けることが決定したと発表した。JOINから約19億円の支援を受ける。
JOINは「海外のインフラ市場への日本企業の参入を促進するとともに、これに関連するビジネスチャンスを拡大し、もって日本の成長に寄与する」ことを目的として、2014年に設立された官民ファンド。これまでに6カ国・11案件への支援が実施されているが、ベトナムでの都市開発事業への支援は初めて。
今回のウォーターポイントプロジェクトは、ロンアン省ベンルックに戸建住宅を主とした大型複合開発を推進するもの。敷地面積164万9200平方㍍、総区画約3035区画で、2019年販売開始の予定。

横浜市 ハノイで下水道技術セミナー開催

横浜市 ハノイで下水道技術セミナー開催

横浜市環境創造局とベトナム・ハノイ市建設局は8月23日、国際協力機構(JICA)の草の根技術協力事業(地域経済特別活性化枠)における下水道技術セミナーを開催した。
今回は横浜市環境創造局が主体となって取り組む技術協力の進捗状況の報告があったほか、横浜水ビジネス協議会の会員企業5社がハノイ市の関係者らに、下水にかかわる技術を紹介した。NNAが報じた。

パナソニック 中国の再編業務用空調機器事業が本格稼働へ

パナソニック 中国の再編業務用空調事業が本格稼働へ

パナソニック(本社:大阪府門真市)は8月24日、中国市場における業務用空調事業の強化を目的に、6月に設立した業務用空調機器の専門販売会社「パナソニックAP空調設備中国有限会社」が9月から販売を開始すると発表した。
新会社の本社は、中国におけるパナソニックグループの開発拠点「パナソニックR&Dセンター蘇州有限会社(PRDCS)」がある蘇州に設置する。資本金は1億5000万元。
これまで同社の中国市場における業務用空調機器の生産・販売を担ってきた2社の販売部門を統合・集約し、中国国内で統一したマーケティング戦略を展開するとともに、それぞれの強みを継承し、「公建・商用工程(非居住)」「家装工程(居住)」「家装市販」の3つの分野に対して専門性の高い販売体制を構築する。

お盆の関空国際線利用者4.3%増の71万人余りに

お盆の関空国際線利用者4.3%増の71万人余りに

大阪入国管理局関西空港支局によると、8月10~19日までのお盆を中心とする期間中に関西空港の国際線を利用した人は、昨年比4.3%増の71万5410人に上った。
内訳は出国者が36万3600人、入国者が35万1810人。このうち大幅に増えたのが日本人の出国者で、15万3860人と昨年より13.5%増えた。
日本人、外国人を問わず関西空港からの行き先として最も多かったのは、韓国で全体の26%にあたる9万6490人、次いで中国が22%にあたる8万2010人だった。