月別アーカイブ: 2018年8月

介護事業所に2019年度から認定制度 業務を”見える化”

介護事業所に2019年度から認定制度 業務を”見える化”

厚生労働省は2019年度から、人材育成や職場環境の改善に取り組む介護事業所の認定制度を始める。キャリアアップの仕組みや休暇取得、労働時間削減の仕組みづくりなどを評価する。
イメージ的に時間管理しにくい介護職のあり方を見直し、働きやすい事業所へ”見える化”を進め、介護職員の離職防止につなげる。

大阪ガス 千葉県で国内最大級のバイオマス発電所建設

大阪ガス 千葉県で国内最大級のバイオマス発電所建設

大阪ガス(本社:大阪市中央区)は、首都圏での電力事業を強化するため、千葉県袖ケ浦市に国内最大規模のバイオマス発電所を建設する。2019年夏に着工し、早ければ4年後に運転を開始する予定。総事業費は数百億円規模で、出力7万5000KWで、発電した電力は東京電力に販売する。
大阪ガスは2016年4月の電力の小売り自由化以降、72万件の電力の契約を獲得しており、今回のバイオマス発電所建設を通じて、多様な発電方法のノウハウを蓄積するほか、首都圏での電力事業の強化を図りたい考え。

中央省庁の障害者雇用の”水増し”計1000人超の見通し

中央省庁の障害者雇用の”水増し”計1000人超の見通し

厚生労働省などによると、複数の中央省庁で雇用する障害者の数に、合わせて1000人を超える”水増し”があったことが分かってきた。現時点で総務省、国土交通省、経済産業省、国税庁、環境省の少なくとも5つの省庁で水増しが行われた疑いがあり、ほかの省庁にも広がる見通し。
厚生労働省などによると、2017年6月の時点で中央省庁で働く障害者は合わせて6000人余りだったが、このうち水増しされた人数は1000人を数える見通しとなった。職員に占める障害者の割合は省庁全体で2.49%とされ、当時義務付けられていた2.3%を達成していたが、水増し分を除くとこれを下回っている。
厚生労働省は近く調査結果を取りまとめ、公表する。

大阪桐蔭が史上初2回目の春夏連覇達成

大阪桐蔭が史上初2回目の春夏連覇達成

100回の記念大会の夏の全国高校野球は8月21日、満員の甲子園球場で決勝戦が行われ、北大阪代表の大阪桐蔭が秋田代表の金足農に13対2で勝ち、史上初となる2回目の春夏連覇の偉業を成し遂げた。
今大会屈指のエースの吉田輝星投手を擁し粘り強い打撃で、秋田県勢として第1回大会の秋田中学以来、103年ぶりに決勝戦に駒を進めた金足農による悲願達成は成らなかった。大阪桐蔭は、高校生としては別格の強力打線がこの日も爆発、連投、連投で疲労の残る金足農の吉田投手を打ち崩し、圧勝した。

あいHD コンテンツ変換サービスのGOXD社と業務提携

あいHD コンテンツ変換サービスのGOXD社と業務提携

あいホールディングス(本社:東京都中央区)は8月20日、米国のIntegrated Media Technology Limited(NASDAQ上場、以下、IMTE社)の子会社、GOXD Technology Limited(以下、GOXD社)との間で、業務提携契約を締結したと発表した。あいHDは7月30日付で、第三者割当増資引き受けによりGOXD社の株式250万株(20%)を取得している。
GOXD社は香港に本社を置き、メガネを使用しない3Dモニターおよび2D画像を3Dに変換するクラウドベースのコンテンツ変換サービスを世界中に提供している。
あいHDは、GOXD社の日本での独占代理店として同社製品、システムの拡販を行うとともに、グループの見果てぬ夢と連携しIoT時代に向けた新しい映像サービスのビジネスモデルを展開していく。

日産自 中国湖北省で新工場建設

日産自 中国湖北省で新工場建設

日産自動車が中国の合弁相手の東風汽車集団とともに、年間生産能力30万台規模の新工場を湖北省に建設することが分かった。実現すれば中国での9カ所目の完成車工場となる。
日産自動車は、中国全体で2022年までに600億元(約1兆円)を投じ、2017年に152万台だった年間販売台数を、7割増の260万台に引き上げる目標を掲げている。

クオリカ タイ・バンコクに駐在員事務所を開設

クオリカ タイ・バンコクに駐在員事務所を開設

TISインテックグループのクオリカ(本社:東京都新宿区)は8月20日、成長著しいASEAN地域におけるビジネスの強化と拡大を目的に、2018年8月にタイ・バンコク市に駐在員事務所を開設した。
これにより、東南アジア事業を強化、拡大するとともに、将来の新たなビジネス展開を視野に入れた現地最新情報の収集を行い、TISインテックグループの海外事業拡大につなげていく。

訪日外客 過去最速で2000万人突破 20年に4000万人に

訪日外客 過去最速で2000万人突破 20年に4000万人に

2018年の訪日外国人旅行者数が8月15日に推計で2000万人を突破した。大阪府北部地震や、西日本豪雨の影響で伸び率が鈍化、懸念されたが、2017年よりも1カ月早く過去最速の達成となった。
菅義偉官房長官が8月20日、明らかにした。菅氏は、安倍政権は「観光」を地方創生の切り札、成長戦略の柱として推進してきたとし、2020年の訪日外国人旅行者を4000万人にする目標に向けて、取り組みを強化する考えを示した。

イオン ベトナムに福島県産”梨”を出荷

イオン ベトナムに福島県産”梨”を出荷

イオンは、グローバルに事業を展開するグループインフラを活用して、日本の梨を旬のタイミングでベトナムに8月下旬から11月下旬まで、福島県産「幸水梨」「豊水梨」「二十世紀梨」「新高梨」を継続販売する。
今回の梨輸出は福島県の梨生産者、調達・輸出を担うイオンリテール、販売を担うイオンベトナム、そして販売支援の日本貿易振興機構(ジェトロ)がタッグを組み、オールジャパンで旬の梨をベトナムの顧客に届ける。
1回目は8月20日、幸水梨を出荷。ベトナムのイオン、Citimart約30店舗で順次販売する。22日から空輸、26日から現地で販売開始する。出荷量は10kg箱で1200ケース(12㌧)を予定。価格は幸水梨で2Lサイズ1個400~450円。

旭化成 中国・深圳市の2社を特許侵害で提訴

旭化成 中国・深圳市の2社を特許侵害で提訴

旭化成(本社:東京都千代田区)は8月20日、中国・深圳市のリチウムイオン二次電池用セパレータの販売会社2社が、同社が保有する特許を侵害したとして、13日に特許侵害訴訟を新セン市中級人民法院に提起したと発表した。
同社が特許侵害の対象企業としたのは、深圳市旭●電子有限公司および深圳市旭然電子有限公司の2社。「単層W-scope」電池用セパレータ製品の中国における販売差し止めと損害賠償を求めている。