タイの日本食店初の3000店超え 地方で新規出店加速
日本貿易振興機構(ジェトロ)バンコク事務所のまとめによると、2018年度のタイの日本食レストラン数が前年度比8.3%増の3004店となった。2009年度の調査開始以来、初めて3000店の大台を超えた。バンコク首都圏の日本食レストラン数は頭打ちで1.2%減の1718店にとどまったが、地方では昨年度に続き新規出店が加速している。
NEC タイにサイバーセキュリティ人材育成センター構築
NECは現地法人のNECタイを通じて、タイ電子取引開発機構(ETDA)からASEAN加盟国向けのサイバーセキュリティ人材を育成する「日ASEANサイバーセキュリティ能力構築センター」(AJCCBC)のシステム構築並びに演習業務を受託した。
同社は、同センターでASEAN加盟国の政府・重要インフラ企業の職員向けに、インシデントレスポンス演習をはじめとする各種サイバーセキュリティ演習を、2019年5月までに計6回開催し約150名の人材育成に貢献する。
これは「日ASEAN統合基金2.0」(JAIF)のプロジェクトの一環として、総務省が推進し行われるもの。
総人口の28%・3557万人が高齢者、5人に1人が70歳以上
総務省は9月16日、「敬老の日」を前に65歳以上の高齢者の推計人口を公表した。これによると高齢者は9月15日時点で前年同期を44万人上回る3557万人となり、総人口に占める割合は過去最高の28.1%となった。
このうち70歳以上は2618万人に上り、全体に占める割合は初めて20%を超え、20.7%となった。団塊の世代(1947~49年生まれ)が70歳を迎え始めたことから急上昇、5人に1人が70歳以上という時代に突入した。また、女性の高齢者人口が初めて2000万人を超えた。
総人口は前年比27万人減の1億2642万人で、2011年以降、減少が続いている。高齢者数を男女別にみると、男性は1545万人で男性人口に占める割合は25.1%、女性は2012万人で女性人口に占める割合は31.0%だった。
三菱ふそう インドでの累計生産10万台を達成
三菱ふそうトラック・バス(本社:川崎市幸区、以下、MFTBC)はこのほど、ダイムラー・トラック・アジア(以下、DTA)の一員であるダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ(以下、DICV)のオラガダム工場における累計生産台数が10万台を達成したと発表した。
DICVの最先端の生産工場のオラガダム工場は、インド・チェンナイで2012年に操業を開始。同年6月に車両の生産を開始した。生産は2013年に中型トラック、2014年に大型トラック、そして2015年にバスに拡大。5万台の節目は2016年8月に達成している。
生産した10万台のうち1万4500台が、FUSOブランドの輸出仕様の中・大型トラックで、これらを世界40カ国・地域へ販売した。
ダイセル インドにエアバッグ用インフレータの販売会社
ダイセル(本社:大阪市北区)は、インドにおける自動車エアバッグ用インフレータ等の販売拠点として「Daicel Safety System India Pvt Ltd」(以下、DSSI)を2018年10月に設立する。これによりインド市場で、より顧客に密着した営業活動を展開するとともに、将来的なインドへの生産拠点設置の検討も進めていく。
DSSIの所在地はインド・ハリヤナ州グルグラム。資本金は1400万インドルピー(約2200万円)で、出資比率はダイセル99.8%、Daicel Safety System(Thailand)Co.,LtdおよびDaicel(Asia)Pte Ltd各0.1%。