月別アーカイブ: 2018年9月

タイの日本食店初の3000店超え 地方で新規出店加速

タイの日本食店初の3000店超え 地方で新規出店加速

日本貿易振興機構(ジェトロ)バンコク事務所のまとめによると、2018年度のタイの日本食レストラン数が前年度比8.3%増の3004店となった。2009年度の調査開始以来、初めて3000店の大台を超えた。バンコク首都圏の日本食レストラン数は頭打ちで1.2%減の1718店にとどまったが、地方では昨年度に続き新規出店が加速している。

NEC タイにサイバーセキュリティ人材育成センター構築

NEC タイにサイバーセキュリティ人材育成センター構築

NECは現地法人のNECタイを通じて、タイ電子取引開発機構(ETDA)からASEAN加盟国向けのサイバーセキュリティ人材を育成する「日ASEANサイバーセキュリティ能力構築センター」(AJCCBC)のシステム構築並びに演習業務を受託した。
同社は、同センターでASEAN加盟国の政府・重要インフラ企業の職員向けに、インシデントレスポンス演習をはじめとする各種サイバーセキュリティ演習を、2019年5月までに計6回開催し約150名の人材育成に貢献する。
これは「日ASEAN統合基金2.0」(JAIF)のプロジェクトの一環として、総務省が推進し行われるもの。

ツルハHD 中国越境EC「全日空海淘」モールに出店

ツルハHD 中国越境EC「全日空海淘」モールに出店

ツルハホールディングス(本社:札幌市東区)は9月14日、ACDと提携し、中国向け越境ECサービス「全日空海淘(はいたお)」内に「ツルハドラッグ in 全日空海淘」をオープンしたと発表した。訪日外国人向けのブランド認知度向上と、訪日中および訪日後の購買促進の取り組みの一環。
全日空海淘のスマートフォンアプリ内にツルハドラッグ館を設置し、ツルハドラッグの店頭で販売中の化粧品や、ツルハグループのPBの日用品を販売する。同時にツルハグループの店舗ブランドの紹介や免税店舗の案内も掲載し、訪日外国人観光客の認知度向上を図る。

安室奈美恵さん 四半世紀の歌手活動に幕

安室奈美恵さん 四半世紀の歌手活動に幕

アジアでも絶大な人気を誇る歌手・安室奈美恵さん(40)が、デビュー27年目のメモリアルデーとなった9月16日、出身地・沖縄で最後の公演を行い、四半世紀余にわたる歌手活動の幕を引き、引退した。
公演後にはグランドフィナーレを飾るべく、宜野湾トロピカルビーチで花火大会が行われた。会場周辺にはファン3万人が集まり、安室さんの楽曲に合わせて1万2000発の花火が打ち上げられ、稀代の歌姫の第2の人生の”門出”をド派手に祝った。

女優・樹木希林さん死去75歳 生涯現役貫く

女優・樹木希林さん死去75歳 生涯現役貫く

個性豊かで存在感のある演技で知られ、テレビドラマ、映画、CMなどで幅広く活躍した女優の樹木希林さんが9月15日、東京都内の自宅で家族に囲まれ亡くなった。75歳だった。
樹木さんは2013年、がんが全身に転移していることを公表していた。だがこの間、多くの作品・番組からの出演オファーが相次ぎ、多忙の晩年となった。今年は出演した映画が相次いで公開。5月の「モリのいる場所」、6月の「万引き家族」に続き、10月13日から「日日是好日」が公開を控えている。まさに生涯現役を貫く形となった。

総人口の28%・3557万人が高齢者、5人に1人が70歳以上

総人口の28%・3557万人が高齢者、5人に1人が70歳以上

総務省は9月16日、「敬老の日」を前に65歳以上の高齢者の推計人口を公表した。これによると高齢者は9月15日時点で前年同期を44万人上回る3557万人となり、総人口に占める割合は過去最高の28.1%となった。
このうち70歳以上は2618万人に上り、全体に占める割合は初めて20%を超え、20.7%となった。団塊の世代(1947~49年生まれ)が70歳を迎え始めたことから急上昇、5人に1人が70歳以上という時代に突入した。また、女性の高齢者人口が初めて2000万人を超えた。
総人口は前年比27万人減の1億2642万人で、2011年以降、減少が続いている。高齢者数を男女別にみると、男性は1545万人で男性人口に占める割合は25.1%、女性は2012万人で女性人口に占める割合は31.0%だった。

三菱ふそう インドでの累計生産10万台を達成

三菱ふそう インドでの累計生産10万台を達成

三菱ふそうトラック・バス(本社:川崎市幸区、以下、MFTBC)はこのほど、ダイムラー・トラック・アジア(以下、DTA)の一員であるダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ(以下、DICV)のオラガダム工場における累計生産台数が10万台を達成したと発表した。
DICVの最先端の生産工場のオラガダム工場は、インド・チェンナイで2012年に操業を開始。同年6月に車両の生産を開始した。生産は2013年に中型トラック、2014年に大型トラック、そして2015年にバスに拡大。5万台の節目は2016年8月に達成している。
生産した10万台のうち1万4500台が、FUSOブランドの輸出仕様の中・大型トラックで、これらを世界40カ国・地域へ販売した。

ヘルスケアシステムズ 中国に検査・技術サービス会社

ヘルスケアシステムズ 中国に検査・技術サービス会社

名古屋大学発ベンチャーのヘルスケアシステムズ(本社:名古屋市千種区)は、海外事業展開の第一弾として中国・上海市で「上海楽検生物科技有限公司(shanhai Lejian Biotech Co.,Ltd.)」を設立した。
日本で培った検査技術や郵送検査サービスを手掛ける。現地での検査キット販売は2019年1月ごろを想定しており、初年度5万検体の検査を見込んでいる。
今後、中国に研究会はt拠点を設立し、現地ニーズに合った検査の研究開発を行うほか、日中の研究機関の橋渡しと共同開発をサポートし、先進的な検査サービスの開発を加速させる計画。

ダイセル インドにエアバッグ用インフレータの販売会社

ダイセル インドにエアバッグ用インフレータの販売会社

ダイセル(本社:大阪市北区)は、インドにおける自動車エアバッグ用インフレータ等の販売拠点として「Daicel Safety System India Pvt Ltd」(以下、DSSI)を2018年10月に設立する。これによりインド市場で、より顧客に密着した営業活動を展開するとともに、将来的なインドへの生産拠点設置の検討も進めていく。
DSSIの所在地はインド・ハリヤナ州グルグラム。資本金は1400万インドルピー(約2200万円)で、出資比率はダイセル99.8%、Daicel Safety System(Thailand)Co.,LtdおよびDaicel(Asia)Pte Ltd各0.1%。

アイディーエス ベトナム事業拡大へ子会社増資

アイディーエス ベトナム事業拡大へ子会社増資

ITシステム開発のアイディーエス(本社:東京都港区)はベトナムの子会社、IDS Vietnam Co.,Ltd.(本社:ベトナム・ホーチミン市)の2万米ドルの増資を行い、資本を10万米ドルに増強したと発表した。
IDS Vietnam Co.,Ltd.の財務環境を整え、ソフトウエア開発分野の事業拡大に備える。