大森機械工業 インド新工場が稼働開始
包装機械の設計・製造を手掛ける大森機械工業(本社:埼玉県越谷市)は、インドにおける生産拠点「大森インド」の3階建て新工場が稼働開始したと発表した。
大森インドは、既設の工場と今回の新工場を合わせ約6460平方㍍の組立スペースを保有することになった。これは、大森機械工業の国内3工場(本社。、長岡工場、さくら工房)それぞれを上回る主要拠点となる。
豊臣期の大量の金箔瓦 静岡・駿府城公園で発見
静岡県は10月16日、同市葵区の駿府城公園内の駿府城天守台跡から、豊臣期につくられたとみられる大量の金箔瓦と、徳川家康が築城した駿府城とは異なる形状の石垣が見つかったと発表した。
今回、「秀吉の城」に使われていたとされる金箔が施された瓦約330点と南北約37㍍、東西約33㍍の天守台が見つかった。天守台の石垣は徳川家康が建てた駿府城とか異なる形状で、自然石を積む野面積みだった。
今回の調査で家康による1585~1588(天正13~16)年の駿府城築城と、1607~1610(慶長12~15)年の駿府城大改修の間、駿府城の地に豊臣秀吉が家臣・中村一氏に1590~1601(天正18~慶長6)年の間に、城を建てさせていたことが裏付けられたとしている。
東レ 韓国のエアフィルター事業拡大へ合弁設立
東レ(本社:東京都中央区)は、浄水器、空気清浄機等の販売事業を行うチャンホナクスグループ傘下のMCM(本社:韓国鎮川(ジンチョン)郡、以下、MCM)との合弁会社を韓国に設立し、10月初旬から稼働を開始した。エアフィルターの組立・販売を手掛ける。
新会社「M&T Engineering Co.,Ltd.(以下、M&TE社)」の資本金は60億KRW(約6億円)で、出資比率はMCM60%、東レ40%。
MCMの組立加工技術・自動化ノウハウと、東レの持つ繊維・濾材からユニットまでの一貫設計と開発技術との融合により、韓国市場での事業拡大および韓国グローバルメーカーへの供給に必要な高性能フィルターの現地生産体制を構築する。
大阪働き方改革推進会議が初会合 21の企業・団体集結
大阪府内の経営や労働関係の団体による「大阪働き方改革推進会議」の初めての会合が開かれ、中小企業での取り組みを強化していく方針を確認した。
大阪合同庁舎に、国の各機関とともに関西経済連合会、連合大阪、中小企業の団体、銀行など21にの企業・団体の代表が集結。主催した大阪労働局の井上真局長が「関係する機関が一堂に会して情報交換できる場は全国的にも稀で、働き方改革の議論を進めていきたい」とあいさつした。
会合では大阪府内企業の9割以上が中小企業のため、働き方改革を進めると人手が足りなくなるという経営者が多く、取り組みのハードルとなっているなどの意見が出された。