月別アーカイブ: 2018年10月

大森機械工業 インド新工場が稼働開始

大森機械工業 インド新工場が稼働開始

包装機械の設計・製造を手掛ける大森機械工業(本社:埼玉県越谷市)は、インドにおける生産拠点「大森インド」の3階建て新工場が稼働開始したと発表した。
大森インドは、既設の工場と今回の新工場を合わせ約6460平方㍍の組立スペースを保有することになった。これは、大森機械工業の国内3工場(本社。、長岡工場、さくら工房)それぞれを上回る主要拠点となる。

豊臣期の大量の金箔瓦 静岡・駿府城公園で発見

豊臣期の大量の金箔瓦 静岡・駿府城公園で発見

静岡県は10月16日、同市葵区の駿府城公園内の駿府城天守台跡から、豊臣期につくられたとみられる大量の金箔瓦と、徳川家康が築城した駿府城とは異なる形状の石垣が見つかったと発表した。
今回、「秀吉の城」に使われていたとされる金箔が施された瓦約330点と南北約37㍍、東西約33㍍の天守台が見つかった。天守台の石垣は徳川家康が建てた駿府城とか異なる形状で、自然石を積む野面積みだった。
今回の調査で家康による1585~1588(天正13~16)年の駿府城築城と、1607~1610(慶長12~15)年の駿府城大改修の間、駿府城の地に豊臣秀吉が家臣・中村一氏に1590~1601(天正18~慶長6)年の間に、城を建てさせていたことが裏付けられたとしている。

東レが「hitoe」みまもりアプリ新開発

東レが「hitoe」みまもりアプリ新開発

東レ(本社:東京都中央区)はこのほど、ウェア型の生体センサーを利用して平常時と異なる心拍の検出により体調変化の可能性を知らせる新たな「hitoe(R)みまもりアプリ」を開発した。
このサービスは企業・団体が従業員の体調管理・安全確保を効率的に行うことを目的としたもので、これら体調・変化の情報を可視化して提供する。今後テスト運用を経て、2019年1月からアプリの提供を開始する予定。

イトーキ ジャカルタに現地法人設立、営業開始

イトーキ ジャカルタに現地法人設立、営業開始

イトーキ(本社:東京都中央区)は10月17日、インドネシアのジャカルタに現地法人「イトーキ ソリューションズ インドネシア」を設立、7月から営業活動を開始したと発表した。
新会社の資本金は170万米ドルで、従業員13名。オフィス、学校向け家具、設備機器の輸入販売などを手掛ける。
同地の優良企業、データスクリプ社との友好・提携関係を維持しつつ、さらに深く、きめ細かくインドネシア市場に取り組んでいく。

アマノ ベトナム・ホーチミン市に駐在員事務所

アマノ ベトナム・ホーチミン市に駐在員事務所

情報システム、パーキングシステムなどを手掛けるアマノ(本社:横浜市港北区)の海外グループ会社、AMANO THAI INTERNATIONALは、このほどベトナム・ホーチミン市に「ベトナム駐在員事務所」を開設した。
現地顧客に密着したきめ細かい営業やサービスを提供することにより、一層の日系進出企業の課題解決に取り組んでいく。また、将来的な現地法人の設立を視野に入れ、情報システム、パーキングシステム各事業の現地調査・市場開拓も推進していく。

広汽三菱が新型SUV「チーツーEV」生産開始

広汽三菱が新型SUV「チーツーEV」生産開始

三菱自動車は、広州汽車集団、三菱商事との3社による車両生産・販売合弁会社、広汽三菱汽車有限公司(以下、広汽三菱)が、湖南省長沙市で電気自動車(EV)の新型SUV「チーツーEV」の生産を開始すると発表した。
広汽三菱では現地生産のプラグインハイブリッド(PHEV)の新型SUV「チーツー」の本格的な販売を今年3月から開始したが、今回チーツーEVを生産・販売することで、電動車両の更なる普及を目指す。

東レ 韓国のエアフィルター事業拡大へ合弁設立

東レ 韓国のエアフィルター事業拡大へ合弁設立

東レ(本社:東京都中央区)は、浄水器、空気清浄機等の販売事業を行うチャンホナクスグループ傘下のMCM(本社:韓国鎮川(ジンチョン)郡、以下、MCM)との合弁会社を韓国に設立し、10月初旬から稼働を開始した。エアフィルターの組立・販売を手掛ける。
新会社「M&T Engineering Co.,Ltd.(以下、M&TE社)」の資本金は60億KRW(約6億円)で、出資比率はMCM60%、東レ40%。
MCMの組立加工技術・自動化ノウハウと、東レの持つ繊維・濾材からユニットまでの一貫設計と開発技術との融合により、韓国市場での事業拡大および韓国グローバルメーカーへの供給に必要な高性能フィルターの現地生産体制を構築する。

ホンダジェット インドでアジア圏初の型式証明を取得

ホンダジェット インドでアジア圏初の型式証明を取得

ホンダの航空機事業子会社、ホンダエアクラフトカンパニー(以下、HACI)は、インドの民間航空局から9月に小型ビジネスジェット機「HondaJet」と最新型「Honda Elite」の型式証明を取得したと発表した。
インドでの型式証明取得はアジア圏で初となり、米国、奥州、メキシコ、カナダ、ブラジル、アルゼンチン、パナマに続いて8カ国目。また現在、中国と日本での型式証明を申請中だ。

大阪働き方改革推進会議が初会合 21の企業・団体集結

大阪働き方改革推進会議が初会合 21の企業・団体集結

大阪府内の経営や労働関係の団体による「大阪働き方改革推進会議」の初めての会合が開かれ、中小企業での取り組みを強化していく方針を確認した。
大阪合同庁舎に、国の各機関とともに関西経済連合会、連合大阪、中小企業の団体、銀行など21にの企業・団体の代表が集結。主催した大阪労働局の井上真局長が「関係する機関が一堂に会して情報交換できる場は全国的にも稀で、働き方改革の議論を進めていきたい」とあいさつした。
会合では大阪府内企業の9割以上が中小企業のため、働き方改革を進めると人手が足りなくなるという経営者が多く、取り組みのハードルとなっているなどの意見が出された。

関東電化工業 中国・安徽省に子会社設立へ

関東電化工業 中国・安徽省に子会社設立へ

関東電化工業(本社:東京都千代田区)は10月16日、中国安徽省宣城市に半導体・液晶用特殊ガス類の生産拠点となる子会社を設立すると発表した。新会社「宣城科地克化工科技有限公司(仮称)」は2019年7~9月に設立予定。資本金は1200万人民元(約2億円)。現地での需要増大に応え、安定供給と競争力強化を図っていく。