入浴習慣ある高齢者は要介護リスク低くなる 千葉大

入浴習慣ある高齢者は要介護リスク低くなる 千葉大

千葉大学などの研究グループはこのほど、日頃から風呂につかる習慣がある高齢者は、介護が必要になるリスクが低くなるという調査結果をまとめた。冬場に週7回以上、風呂につかっている高齢者は、2回以下の高齢者より介護が必要な状態になるリスクが29%低くなったという。これを受け同グループは、入浴を介護予防の対策として活用すべきだとしている。
同グループは入浴が健康に与える影響を調べるため、全国18の市町村に住む要介護認定を受けていない高齢者およそ1万4000人を対象に、3年間かけて大規模な調査を行った。