フィリピン「南北通勤鉄道延伸計画」に1,671億円の円借款

フィリピン「南北通勤鉄道延伸計画」に1,671億円の円借款

フィリピンの首都マニラで11月21日、日本の羽田浩二駐フィリピン大使とフィリピンのテオドロ・L・ロクシン外務大臣との間で、フィリピン政府がマニラ首都圏および近郊で進める鉄道延伸計画を支援するため、総額1,671億9,900万円を限度とする。円借款に関する交換公文の署名が行われた。
これはマニラ首都圏近郊での通勤や高速移動への需要がさらに高まることに対応、通勤線を南北に延伸(南:約57km、北:約52km)するもの。この計画の実施により、南端のカランバから北端のクラーク国際空港までの所要時間が現在の約240分から120分に半減することが見込まれている。