月別アーカイブ: 2018年11月

コメ兵子会社がタイでサハとリユースビジネスで合弁

コメ兵子会社がタイでサハとリユースビジネスで合弁

コメ兵(本社:名古屋市中区)は、タイのSaha Pathana Inter-Holding Public Company Limited(以下、SPI)と子会社のKOMEHYO HONG KONG LIMITEDとの間で、タイに共同出資で合弁会社を設立する旨の契約書を締結すると発表した。
新会社「SAHA KOMEHYOCOMPANY LIMITED」(所在地:タイ・バンコク)の登録資本金は500万タイバーツ(予定、約1700万円)で、出資比率はKOMEHYO HONG KONG49%、SPI21%、SPI関連企業5社30%。宝石・貴金属、時計、バッグ等の買取、販売を手掛ける。12月に設立予定。
ブランドリユース事業のグローバル戦略の一環として、タイに強力な基盤を持つパートナーとの協力体制のもと、日本で培ったリユースのビジネスモデルをタイへ展開する。

JTB 関空に日本産農産物の販売店舗「J’s Agri Market」オープン

JTB 関空に日本産農産物の販売店舗「J’s Agri Market」オープン

JTB(本社:東京都品川区)は12月3日、関西国際空港の国際線ゲートエリア内に、日本産農産物を販売する店舗「J’s Agri Market(ジェイズアグリマーケット)」をオープンする。同店舗では、訪日外国人の購買ニーズが高いイチゴやブドウ、ミカンなど旬の果物を中心に取り扱う。
JTBは2017年9月に越境EC(電子商取引)サイト「J’s Agri」を開設し、日本産農産物の海外直販を行っているが、今回同サイトで日本出国の7日前までに購入すると、「J’s Agri Market」で検疫済みの商品を受け取ることができる予約販売体制を整えた。

「本能寺の変」直後の柴田勝家直筆の書状 新潟県で見つかる

「本能寺の変」直後の柴田勝家直筆の書状 新潟県で見つかる

天下統一を目前にした織田信長が、家臣の明智光秀に討たれた「本能寺の変」。その8日後の天正10年6月10日、現在の福井市の居城にいた柴田勝家が、織田方の武将、溝口半左衛門に宛てて書いた直筆の書状が、新潟県新発田市で見つかった。新発田市の溝口家に残る歴史資料の中から見つかった。
文面には、光秀の討伐に出遅れた勝家が当時、京都から大坂に展開していた光秀の居場所を正確に把握できていなかったことがうかがえる内容が記されている。そのうえで、光秀が拠点としていた江州、現在の滋賀県にいるとみて、当時の大坂にいた織田方の重臣、丹羽長秀と連携して光秀を討伐する計画を明らかにしている。

神奈川県 ベトナム・ランソン省と水道分野で技術協力の覚書

神奈川県 ベトナム・ランソン省と水道分野で技術協力の覚書

神奈川県企業庁は11月16日に「KANAGAWA FESTIVAL in HANOI」が開催されるベトナム・ハノイ市で、企業庁長とランソン省の計画投資局長の署名により、ランソン省と水道分野における技術協力にに関する覚書(MOU)を締結する。
覚書の概要は①技術協力は水道とその関連分野に限り、水量管理を主な対象分野とする②計画立案の指導・研修やモニタリングなどを通しての技術・経験・知識の供与を主な目的とする③両者は具体的な技術協力の計画を策定し、計画的に協力を行う。ランソン省の人口は約78万人。

プリンスホテルが大阪進出へ意欲「大阪は大きなマーケット」

プリンスホテルが大阪進出へ意欲「大阪は大きなマーケット」

プリンスホテルの小山正彦社長は11月14日、大阪で事業説明会を開き「大阪は大きなマーケットで、できるだけ早く進出したい」と述べ、大阪での事業展開に意欲を示した。
プリンスホテルは国内で43のホテルを運営しているが、関西では大津市と京都市の2カ所にとどまっている。今後の展開について、具体的には煮詰まっていないが、できるだけ早くプリンスホテルを出したいと語った。

日立 台湾・彰化県と洋上風力発電で彰化港利用の覚書

日立 台湾・彰化県と洋上風力発電で彰化港利用の覚書

日立製作所は11月14日、台湾・彰化県と、中西部の芳苑郷沖に建設予定の彰化洋上風力発電所の運転と保守について円滑に行うことを目的に、彰化県が建設する総面積約35㌶の彰化港とその施設、並びに土地利用に関して合意し、覚書を締結した。
この覚書により、日立は彰化県が2020年中旬の完成に向けて建設する彰化港を、彰化洋上風力発電所におけるO&M(オペレーション&メンテナンス)拠点とし、港湾施設内に事務所や倉庫などを建設する。

プライメタルズ 中国の北満特殊鋼2基目の圧延機受注

プライメタルズ 中国の北満特殊鋼から2基目の圧延機受注

プライメタルズテクノロジーズは、中国の特殊鋼メーカー、北満特殊鋼有限公司からハイエンドな自動車対応グレードの製品生産能力増強用として、シングルストランド式高速線材圧延機を受注した。
この圧延機は中国・黒竜江省の斉斉哈爾(チチハル)に納入され、稼働開始は2019年中頃を予定している。北満特殊鋼からの受注は今回が2基目。

IHI マレーシアでパーム廃棄物活用のバイオマス燃料事業を本格化

IHI マレーシアでパーム廃棄物活用のバイオマス燃料事業を本格化

IHI(本社:東京都江東区)はこのほど、パームヤシ空果房由来の固体バイオマス燃料のEFBペレットの製造・販売・輸出事業を本格化するため、マレーシアに「IHI SOLID BIOMASS MALAYSIA SDN.BHD.」を設立した。
今回の事業化に向けIHIは、パーム油の搾油過程で大量に発生するEFBを固体バイオマス燃料として有効活用するため、高品質な低灰化EFBペレットに変換・量産する手法を確立した。

MHPS 台湾電力の天然ガス焚き発電所向けに低NOx化工事を受注

MHPS 台湾電力の天然ガス焚き発電所向けに低NOx化工事を受注

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、台湾公営の台湾電力の南部火力発電所(所在地:高雄市)および大潭(ダータン)火力発電所(所在地:桃園市)に対する設備改修事業を、フルターンキー方式で受注した。
同社が納入したM501F形ガスタービン7基について、低NOx(窒素酸化物)化と性能アップを図り、予備品の供給も手掛けるもので、同社のデジタルソリューションサービスの「MHPS-TOMONI(R)」も導入して火力発電設備の運転最適化を支援する。工事の完工は2019年8月を予定。
両発電所とも天然ガス焚きのガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備が改修対象。南部発電所では2003年に納入した1基分で出力は約25万KW、大潭発電所では2005年に納入したステージ1設備で2系列6基分の出力は約140万KW。
低NOx化については新型の燃焼器に変換することを中心に実施。これによりNOxは約60%低減する。併せて、補機の設計・製作・調達・据付・試運転なども担当する。