資生堂 2019年1/1付で上海に「中国事業創新投資室」設立
資生堂は2019年1月1日付で、上海に中国の市場動向を捉えた既存事業のイノベーションと新規事業開発の推進拠点となる「中国事業創新投資室」を、本社直轄組織として設立する。
同組織は、中国現地のスタートアップ企業を中心とした他企業との戦略的協業を進め、中国国内外での中国人消費者の動向を捉えた既存事業のイノベーション開発・実行と、化粧品領域および新規事業領域での事業開発を一層加速していく。
「大坂幕府構想」検討の可能性示す新たな書状見つかる
江戸時代初期、大坂を徳川幕府の本拠地とする「大坂幕府構想」が検討されていた可能性を示す、将軍の側近周辺の人物が記した新たな書状が見つかった。
書状は花押や筆跡などから「大坂の陣」(1614~15年)の後、大坂城の建て直しを担当していた小堀遠州が、義理の父親でニ代将軍(大御所)徳川秀忠の側近、藤堂高虎(津藩主)に宛てたもので、記された内容から寛永3(1626)年に書かれたと考えられる。
書状の中で遠州は、大坂城の茶室の庭に置く石を献上するように進言し、その理由について「大坂はゆくゆくは御居城にもなさるべきところ」と説明している。誰の城になるかは明記されていないが、調査にあたった三重大学の藤田達生教授によると、城に「御」という敬称が付けられていることなどから、当時江戸城にいた大御所の秀忠や三代将軍、家光の居城になるという前提で、遠州が大坂城の整備を進めていたことが分かるという。
徳川幕府の拠点を大坂に移す構想は、実は別の史料にも記されている。1615年に豊臣家が滅亡した「大坂夏の陣」の直後に上洛した薩摩藩の島津家久の話だ。この史料には家久が幕府の上層部から大坂城を当時の将軍、秀忠の居城にするという計画を聞いたと記録されている。
三菱倉庫 インドネシアで倉庫業務と国内輸送のハラル認証取得
三菱倉庫(本社:東京都中央区)の現地法人、インドネシア三菱倉庫とDIA-JAYA FORWARDING INDONESIAが、インドネシアのハラル認証機関、「ウラマー評議会 食品・医薬品および化粧品研究所」(LPPOM‐MUI)からハラル認証を取得した。
三菱倉庫の現地法人2社は、ジャカルタ近郊に2017年開設した配送センター「MM2100 Distribution Center」を拠点に、食品等の温度管理に対応した物流サービスを展開している。
今回同センターにおける保管等の倉庫関連業務と、インドネシア国内での陸上輸送について認証を取得したことで、イスラム教徒が人口の大半を占める同国で、ハラルに対応したコールドチェーン・サービスの提供が可能となる。
シャトレーゼ ベトナム・ハノイのイオンモール内に1号店
国内および海外に575店舗の菓子専門店「シャトレーゼ」を展開している菓子メーカー、シャトレーゼ(本社:山梨県甲府市)は2019年1月1日、ベトナム・ハノイの大型ショッピングモール、イオンモールロンビエン内にベトナム1号店となる「シャトレーゼ イオンモールロンビエン店」をオープンする。1号店の店舗面積は約280平方㍍。約80席のカフェを併設している。
新鮮な生クリームや搾りたて牛乳、うみたて卵、北海道十勝生小豆などの厳選素材を使用したケーキや洋菓子、和菓子、焼き菓子、アイスクリーム、チョコレートなど約200種の商品を取り扱う。日本品質のスイーツを直送(輸出)し販売する。
2019年春にはベトナム・ホーチミンに出店を予定。ベトナムには5年間で150店の出店を計画している。シャトレーゼは現在海外8カ国・地域に57店舗展開しており、今回の出店で海外9カ国・地域、58店舗目となる。