月別アーカイブ: 2019年1月

18年10月の生活保護 高齢・単身世帯が最多更新

18年10月の生活保護 高齢・単身世帯が最多更新

厚生労働省のまとめによると、2018年10月時点で全国で生活保護を受給している65歳以上の高齢者世帯が前月比1665増の88万2,001世帯だった。このうち1人暮らしの単身世帯も1,649増の80万4,964世帯で、いずれも過去最多を更新した。
全体の生活保護受給世帯は全体で前月比2,946増の163万9,185世帯となり、8月時点以来2カ月ぶりの増加。また、受給者数は同2,976人増の209万7,426人だった。

児童虐待防止へ大阪市が警察と情報共有へ

児童虐待防止へ大阪市が警察と情報共有へ

大阪市は1月8日開かれた会議で、来年度以降、第三者からの通報を受けて虐待と認定したケースについて、すべての情報を警察と共有し、連携して児童虐待防止に取り組む方針を決めた。
虐待と認定したケースのうち、骨折などの大けがや、子どもの面倒をみない「ネグレクト」などリスクの高いものについて、来年度から即日、警察に情報を提供するほか、2021年度からは情報を管理するシステムを改修して、軽度の虐待についても情報の共有を始めるとしている。

パソナG ダナン市に支店開設 ベトナム5拠点体制に

パソナG ダナン市に支店開設 ベトナム5拠点体制に

ベトナムでグローバル人材の紹介および採用コンサルティングを行うパソナテックベトナム(本社:ホーチミン市)は1月7日、同国内で5拠点目となる「ダナン支店」を開設した。ダナン市をはじめとするベトナム中部の大学等と連携を図り、エンジニア等の高度人材の育成事業を展開するほか、企業に対して採用支援サービスを提供する。
ダナン支店はホーチミン本社、ホーチミンサテライトセンター、ハノイ支店、ハノイBPOセンターに続き、ベトナム国内で5つ目の拠点となる。
ベトナムには数多くの日系企業が進出、IT企業を中心に飛躍的な成長を遂げている。とくにIT産業の集積地であるダナン市は、日本からのオフショア開発拠点として注目が集まっている。

カネカ 50億円投じインドネシアで加工油脂新工場建設

カネカ 50億円投じインドネシアで加工油脂新工場建設

カネカ(本社:東京都港区)は1月8日、グループ会社のPT.Kaneka Foods Indonesia(本社:インドネシア・カラワン県、三菱商事との合弁会社、以下、KFI)で総額約50億円規模を投じ、加工油脂製品の新工場を建設すると発表した。
製菓・製パン素材の事業拡大を目的として、フィリング製品およびマーガリンなどを中心に生産能力を約5倍の年間1万5,000㌧に引き上げる。新工場建設は2018年12月に着工し、2020年春の稼働を予定している。
新工場稼働などにより事業展開を加速させ、KFIとして早期に年間売上高100億円を目指す。

JR東日本Gアトレが台北に海外初店舗オープン

JR東日本Gアトレが台北に海外初店舗オープン

JR東日本グループで日本の駅ビル開発や運営を手掛けるアトレは1月10日、台湾・台北市信義区にショッピングセンター「アトレ(atre)」をグランドオープンする。アトレが海外に出店するのは初めて。
出店ショップは全51店舗で、日本を含む世界から17店舗が台湾に初出店する。

JENESYS2018でインドネシアから大学生8名が訪日

JENESYS2018でインドネシアから大学生8名が訪日

対日理解促進交流プログラムJENESYS2018の一環として、1月15日から22日までインドネシアから大学生8名が訪日する。
一行は「文化・芸術交流」をテーマに、東京都内での講義を聴講後、高知県を訪問し高知県庁を表敬訪問。伝統文化体験や地域住民・大学との交流を行う。また、歴史的建造物の視察、ホームステイ等を通じて日本の魅力に直接触れる機会を持つ。

クロア インドの音楽配信業界ハンガマ社と初の契約締結

クロア インドの音楽配信業界ハンガマ社と初の契約締結

ヒーリング音楽で実績のあるクロア(本社:東京都目黒区)は、インドのデジタルエンターテインメント会社Hungama(ハンガマ社)は、クロアが保有する楽曲をインド音楽市場で配信することに合意し、契約締結したと発表した。
インドの音楽配信業界と日本レコード会社の間では初の契約成立で、クロアはインドのハンガマ社と取引する最初の日本レーベルとなる。
クロアはヒーリング音楽マーケットで日本国内トップクラスのシェアを持つことを活かし、インド市場におけるヒーリングコンテンツおよび音楽の普及、拡大を目指す。

マクニカ インドのAIプラットフォーム企業を関係会社化

マクニカ インドのAIプラットフォーム企業を関係会社化

半導体やネットワーク機器の輸入、販売、開発を手掛けるマクニカ(本社:横浜市港北区)は、インドのAIプラットフォームカンパニー、クラウドアナリティックス(本社:インド・カルナータカ州バンガロール)の株式の41.8%を取得し、関係会社化することで合意した。この結果、マクニカは米国、カナダ、欧州に顧客企業をを持つクラウドアナリティックス社の筆頭株主となる。
これにより、マクニカはAIソリューションのプロダクトとサービスの事業ポートフォリオを拡大し、企業向けのAIを活用した事業支援を推進していく。同社は2017年12月からクラウドアナリティックス社との協業を開始しており、すでに数社のユーザー企業との実証実験を開始。流通業、電力事業者、その他マーケティング用途を中心に初年度約20社の顧客獲得を目指している。

スターパートナーズ タイで脳梗塞・認知症リハビリ事業

スターパートナーズ タイで脳梗塞・認知症リハビリ事業

介護施設経営・コンサルティング業務を手掛けるスターパートナーズ(本社:東京都品川区)、アジアン・アグリケア・サポート(本社:山口県周南市)、ローカルパートナーの3社はこのほど、タイ・バンコク県で現地法人Japan Care and Medical co.,Ltdを設立し、2019年1月からバンコクで「脳梗塞・認知症リハビリテーションBANGKOK」を開業すると発表した。1月7日に開業式を行った。
同施設では脳梗塞発症後、時間が経ってしまった麻痺のリハビリや、科学的根拠に基づいた非薬物的な認知症への改善アプローチを、日本での実証に基づいて提供する。現地医療機関、SERENE HOSPITALと連携する。
高齢者人口約950万人のタイで、脳卒中・認知症は最も多い疾患として知られている。

武田薬品 シャイアー買収手続き完了を発表

武田薬品 シャイアー買収手続き完了を発表

武田薬品工業(本社:大阪市中央区)は1月8日、欧州医薬品大手シャイアーの買収手続きが完了したと発表した。シャイアーの全株式を取得し、完全子会社化した。この結果、名実ともに売上高で世界トップ10に入る巨大製薬会社が誕生した。