東レ 造水効率2倍の革新RO膜エレメント開発
東レ(本社:東京都中央区)はこのほど、造水効率を最大2倍に高めた新たな小型RO膜エレメントを開発したと発表した。
RO膜エレメントに通す供給水と透過水が流れる際の抵抗を極限まで抑えつつ、供給水流速を高める技術によって、造水効率の良い省エネ運転が可能になるという。今後スケールアップに向けたグローバル実証を進め、産業用大型RO膜エレメントへの展開を目指す。
“社会参加”が減らす高齢者の要介護リスク
米原市と筑波大学の約7年半にわたる共同研究によると、社会参加に消極的な高齢者は参加している人に比べ、要介護状態になったり死亡したりするリスクが約1.7倍高いことが分かった。
共同研究では2010年から米原市内の65歳以上の高齢者4,150人に「社会参加」「通いの場」「閉じこもり」などの生活習慣のほか、「運動習慣」「タンパク質摂取」などについてアンケート。その後継続的に要介護や死亡の例を追跡調査した。その結果、生活習慣が要介護や死亡に最も影響する傾向が表れたという。この結果を受けて、同市は高齢者に社会参加を促すため、市内各地に高齢者が気軽に集える場をつくっていくとしている。
スリランカのホテル・教会6カ所で爆発 200人以上死亡
スリランカの警察などによると、現地時間の4月21日午前9時ごろ(日本時間の同日午後0時半ごろ)、同国の最大都市コロンボとその郊外にある3つの高級ホテルと3つのキリスト教教会の合わせて6カ所でほぼ同時に爆発があった。同国政府はこの爆発により、これまでに207人が死亡、400人以上がけがをしたと発表した。
捜査当局は爆発直後、死者の中に9人の外国人が含まれ、けがをした人の中にも13人の外国人が含まれると発表している。日本の外務省によると、今回の爆発で日本人2人がけがをしたとの情報があり、現地の大使館を通じて情報収集を進め、確認を急いでいる。
爆発があった3カ所の教会では、キリスト教徒たちがイースターの祈りをささげている最中だったという。
住友林業 タイ・バンコクで初の高級分譲マンション
住友林業(本社:東京都千代田区)は4月18日、タイ・バンコクの現地企業と共同開発した高級分譲マンション「Hyde Heritage Thonglor(ハイドヘリテイジトンロー)」を、4月から本格販売すると発表した。タイでは初の不動産分譲プロジェクトとなる。
これは住友林業の100%子会社Sumitomo Forestry Singapore Ltd.(以下、SFS社)、Property Perfect PCL(以下、PF社)とPF社傘下のGrande Asset Hotels&Property PCL社(GA社)の3社合弁の特定目的会社(Grand Star社、以下、GS社)が手掛ける物件。
GS社への出資比率はSFS社49%、GA社40%、PF社11%。地上44階建て311戸。販売価格は3800万円から、平均分譲価格は約6700万円の高級分譲マンション。