帝人 AMEDとフレイル創薬の委託研究開発契約締結

帝人 AMEDとフレイル創薬の委託研究開発契約締結

帝人(本社:大阪市北区)は5月14日、国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)の医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)に申請していた「フレイルの予防薬・治療薬の研究開発」が2018年10月に採択されたことを受け、このほどAMEDと委託研究開発契約を締結し、産官学連携の研究開発を本格的に開始したと発表した。
今後、CiCLEの支援のもと、代表研究機関として大阪大学大学院医学系研究科、東京大学、神戸医療産業都市推進機構、国立循環器病研究センター、オリエンタル酵母工業、島津製作所、Meiji Seikaファルマ、帝人ファーマと共同で、創薬に向けた研究開発に注力していく。
フレイルは、2014年に日本老年医学会が提唱した「加齢に伴う予備能力低下のため、ストレスに対する回復力が低下した状態」を表す概念で、要介護状態に至る前段階として位置付けられている。