日立アジア社 アジアの不動産産業への投資と協創で覚書

日立製作所は10月16日、アジア地域統括会社の日立アジア社とシンガポールのフレイザーズ・プロパティが、今後5年間でそれぞれ最大5,000万シンガポールドルを投資し、アジア・パシフィック地域における不動産産業のデジタルトランスフォーメーションを合同で推進していく覚書を締結したと発表した。これに基づき両社は、まずシンガポール、タイ、豪州で事業機会の調査を行い、将来的には新たなサービスの共同開発や投資を行っていく。日本、中国を除くアジア・パシフィック地域における不動産業のデジタルトランスフォーメーション関連の需要は、2025年までに820億米ドルに上ると推定されている。