WHO「緊急事態」を宣言 医療態勢の脆弱な国への感染拡大を懸念

WHO(世界保健機関)は1月30日、専門家による緊急の委員会を開き、新型コロナウイルスの中国以外の幅広い国々への感染拡大を受け、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。とりわけ、WHOあ医療態勢の脆弱な国への感染拡大を懸念しているとしたえで、ワクチンや治療法の開発を促進するとともに、そうした国・地域への支援を行うべきとしている。新型コロナウイルスの感染は1月30日現在、21の国と地域へ広がっている。