東京五輪・パラ1年程度延期へ IOCと正式合意

安部首相は3月24日20時からおよそ45分間にわたってIOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長と電話会談し、東京オリンピック・パラリンピックを1年程度延期し、遅くとも2021年夏までに開催することで合意した。この後、IOCは臨時理事会を開き、正式に決定した。新型コロナウイルスによるパンデミックが加速し世界各国に渡航禁止措置が広がり、安全な形での各国選手の参加、運営が困難と判断した。オリンピックの開催延期は史上初。
首相官邸で行われたこの電話会談には、大会組織委員会の森会長、東京都の小池知事、橋本五輪担当大臣らも同席した。