吉本興業(本社:東京都新宿区)とKDDI(本社:東京都千代田区)は3月23日、au5Gや先端テクノロジーを活用した「新たなエンタメ体験」創出に向けた取り組みを共同で推進していくことで合意したと発表した。このアンバサダーにキングコング西野亮廣(にしのあきひろ)氏が就任する。
au5Gの”お笑い研究所”として、渋谷の「ヨシモト∞ホール」、「Laugh Out」(ラフアウト:コワーキングスペース)をテクノロジーXお笑いの発信拠点としていく。これにより両社は5G時代の「オモロイほうの未来」の実現を目指していく。
月別アーカイブ: 2020年3月
東京五輪・パラ1年程度延期へ IOCと正式合意
三菱マテリアル インド・マハラシュトラ州プネにテクニカルセンター開設
新型コロナで日中韓外相テレビ会議 早期の保健大臣会合開催などで一致
新型コロナウイルス感染症対応で、3月20日午前10時30分から約70分間にわたり日中韓3カ国外相によるテレビ会議が行われた。日本から茂木外務大臣、中国から王毅(おう・き)国務委員兼外交部長、韓国から康京和(カン・ギョンファ)外交部長が参加した。
会議では各国の取り組みおよび関心事項について意見交換し、引き続き3カ国で協力していくことを確認した。具体的には①医薬品・ワクチンの開発状況に関する情報共有②医療物資や医薬品の円滑な輸出入の確保と緊急融通に向けての協力-などについて、継続して議論していくことになった。
また、事態を終息させるためには3カ国の保健当局の協力が必要であり、早期に保健大臣会合を開催することで一致した。
KDDI au5Gを3/26から全国15都道府県の一部エリアで提供開始
クボタ インドのトラクタメーカーEL社へ出資 160億円で株式10%取得
近畿2府4県の新型コロナウイルス感染者303人に
トヨタと日野自 燃料電池大型トラックを共同開発
トヨタ自動車と日野自動車は3月23日、燃料電池大型トラックを共同開発し今後、走行実験などを通じて実用化に向けた取り組みを進めると発表した。両社は、日野自動車の大型トラック「日野プロティア」をベースに、これまで培ってきた技術を最大限に活かして開発する。
シャシは燃料電池車に最適なパッケージングを専用設計し、徹底した軽量化により十分な積載量の確保を目指す。パワートレインにはトヨタの次期「MIRAI」用に新開発されるトヨタFCスタックを2基搭載し、日野自動車の強みである大型車ハイブリッド技術を応用した車両走行制御を組み合わせる。航続距離は600kmを目標とし、環境性能と商用車としての実用性を高次元で両立することを目指す。
スズキ ミャンマーに120億円投じ四輪車の新工場を建設
スズキ(本社:静岡県浜松市)は3月23日、ミャンマーにおける100%出資の四輪生産販売子会社、スズキティラワモーター社が120億円を投じ、ヤンゴン市南東のティラワ経済特区の工業団地内に、四輪車の溶接、塗装、車体組立を行う新工場を建設すると発表した。
新工場は年間4万台の生産能力を持ち、2021年9月に稼働開始する予定。敷地面積は約20万㎡、建屋面積は約4万2,000㎡と現工場(約4,000㎡)の10.5倍。
ミャンマーにおけるスズキの歴史は古く、1998年に設立した合弁会社で、翌1999年よりスタートした二・四輪車の現地生産が皮切り。現在では2つの工場で「キャリイ」「シアズ」「エルティガ」「スイフト」の4機種の生産を行っている。2019年の生産台数は前年比25%増の1万3,300台、販売実績は同28%増の1万3,200台で、新車販売のシェアは60.3%を占めている。
キャセイ航空 新型コロナで5月末まで旅客便96%削減
香港の航空最大手キャセイパシフィック航空は3月20日、傘下のキャセイドラゴン航空を含めた旅客便の輸送能力を5月末まで96%削減すると発表した。世界的な新型コロナウイルスの感染拡大に伴う各国の入国制限による需要の激減を受けたもの。
この結果、香港と日本・成田、英国・ロンドン、米国・ロザンゼルス、カナダ・バンクーバー、台湾・台北、インド・ニューデリー、タイ・バンコク、インドネシア・ジャカルタ、フィリピン・マニラ、ベトナム・ホーチミン、シンガポール、オーストラリア・シドニーの12都市を結ぶ12路線以外はすべて運休し、運航する路線も週3往復に減便する。キャセイドラゴンも中国・北京、同上海(浦東)、マレーシア・クアラルンプールの3路線のみとし、週3便に限定する。