三菱商事・千代田化工 シンガポールの水素社会へ協力の覚書

三菱商事(本社:東京都千代田区)と千代田化工建設(本社:横浜市西区)は3月30日、水素エネルギーを利用した経済・社会の実現を目指すシンガポール政府の取り組みに協力するため、シンガポールの民間企業5社と相互協力の覚書を締結したと発表した。千代田化工の水素貯蔵・輸送技術(スぺラ水素(R))を軸に、シンガポールのCity Gas社、Juron Port社、PSA Corporation社、Sembcorp Industries社、Singapore LNG Corporation社の5社を合わせた7社のプロジェクトとなる。
シンガポール政府は、21世紀後半のできるだけ早い時期に「CO2排出量実質ゼロ」達成を掲げ、水素および低炭素技術の導入を重要な取り組みの一つと位置付けている。