スバル 新型コロナ禍で国内工場も停止 17日間の稼働停止

SUBARU(本社:東京都渋谷区、スバル)は4月1日、大規模な国内工場の生産調整の実施を発表した。4月11日から5月1日の間、国内唯一生産拠点、群馬製作所(所在地:群馬県太田市)の操業を停止する。自動車メーカーでは異例ともいえる、稼働日ベースで17日間の操業停止となる。ただ、非正規雇用含め従業員の雇用を維持し、給与も100%保証するという。
群馬製作所は、本工場および矢島工場(完成車工場)、大泉工場(エンジン・トランスミッション工場)で構成され、文字通り同社の基幹工場。同製作所の操業再開は大型連休明けの5月11日の予定。
スバルの生産は日本と米国インディアナ州の2拠点体制。このうち米国の完成車工場は州の外出禁止令を受けて、3月23日から4月17日までの予定で操業停止している。今回日本で生産調整に入ることで、一時的に全工場が止まることになる。