ヤクルト本社(本社:東京都港区)は5月14日、中国ヤクルトが湖南省衡陽(こうよう)市、安徽省蕪湖(ぶこ)市、広東省肇慶(ちょうけい)市にそれぞれ支店を設立し、スーパーマーケット等の店頭で乳酸飲料「ヤクルト」および「ヤクルトライト」の販売を開始すると発表した。
衡陽支店、蕪湖支店は7月13日、肇慶支店は8月に設立する予定。今回の3支店設立により、中国の販売拠点は49カ所となる。
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ベトナム政府が人口戦略の要点示す 2人の子供の出産を奨励
日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、ベトナム政府はこのほど「2030年までの地域・対象別の出生率調整プログラム」を承認した。同政府は2019年11月に承認した「2030年までのベトナム人口戦略」で、2030年までに合計特殊出生率を人口置換水準とされる2.1とすること、および地方間の合計特殊出生率の差を50%縮めることを目標に掲げていた。
今回この人口戦略で掲げた目標の実現に向けて、2030年までに以下を事項を達成するとしている。①出生率が低水準(出産可能年齢の女性の子供の数の平均が2.0人未満)にある21の省市の合計特殊出生率を10%増加させる②出生率が高水準(同2.2人超)にある9の省の合計特殊出生率を10%減少させる③出生率が人口置換水準(同2.0~2.2人)を満たす33の省市はこれを維持する。
また、即時に実施すべき取り組みの一つとして、夫婦が2人の子供を産むための奨励策として以下を示した。①男女とも30歳までの結婚と早期出産、35歳までの2人目の出産の奨励②小さい子供を育てる家族に適した環境づくり、とくに工業団地や経済区での幼稚園、保育園の建設③女性が妊娠、出産し、2人の子供を産むことの支援-などを挙げている。