日本20年GDP4.8%減 11年ぶりマイナス成長 リーマンS以来の減

内閣府が2月15日発表した2020年の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動を除く実質で前年比4.8%減と11年ぶりのマイナス成長となった。リーマンショック後の2009年の前年比5.7%減に次ぎ、1955年の統計開始以降で2番目の悪化幅。新型コロナ禍による経済活動の縮小、停滞が響いた。同時に発表された2020年10~12月期の実質GDP(季節調整済み)は、前期比3.0%増、年率換算で12.7%増だった。