大阪のコロナ重症患者 病床数上回る 中等症病院負担限界に

大阪府では4月15日、新型コロナウイルスの重症患者数が前日比22人増の261人と過去最多になった。患者数が重症病床数を上回り、病床使用率が事実上100%を超える状態が続いている。患者の急増に病床確保が追いつかず、軽症・中等症病床を運用する病院では、重症化した患者の転院先が見つからず対応に苦慮。現場からは「すでに医療崩壊は始まっている」との声があがっている。
大阪府は同日、新規感染者が過去最多の1208人が確認され、4人が死亡した。1日当たりの感染者が1000人を超えるのは3日連続になった。